映画『キングダム2』新キャスト&キャラクターは?【金曜ロードショー】
原泰久の人気漫画を山崎賢人(崎=たつさき)主演で実写化した映画の第2作『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022)スペシャルエディションが、5日よる9時より日本テレビ系・金曜ロードショーにて15分拡大で放送される。ここでは第2作から登場する新キャスト&キャラクターやあらすじをまとめて紹介する。
『キングダム2 遥かなる大地へ』は、第1作『キングダム』(2019)から半年後、大将軍を目指す主人公・信(山崎)が秦軍の一員として初陣に挑む「蛇甘平原の戦い」が描かれる。今回は、佐藤信介監督が監修し、編集・今井剛が未公開シーンや最新作『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)の本編を追加して再編集した「スペシャルエディション」として放送される。
前作から山崎のほか、エイ政役の吉沢亮、河了貂役の橋本環奈、王騎役の大沢たかお、騰役の要潤、昌文君役の高嶋政宏(高=はしごだか)、壁役の満島真之介、肆氏役の加藤雅也が続投する。
『キングダム2』から登場する新キャスト
羌カイ:清野菜名
悲しみの一族とも呼ばれる、千年を超える歴史を持つ伝説の暗殺一族“蚩尤(しゆう)”の一人。特殊な呼吸法を操る“巫舞(みぶ)”により、その身に神を堕として戦う。
羌象:山本千尋
羌カイと同じ蚩尤の一人。羌カイとは姉妹のように育つ。夢は「外の世界を見ること」。
尾平:岡山天音
信と同じ村出身の尾兄弟の兄。信と共に戦う5人組の歩兵・伍(ご)のメンバー。お調子者だが仲間思い。
尾到:三浦貴大
尾平の弟。穏やかながら芯の強い性格。信と共に戦う伍のメンバー。
澤圭:濱津隆之
信たちと伍を組む伍長。頼りなく見えるが、多くの戦場を生き残った経験を持つ。
沛浪:真壁刀義
信たちとは異なる最強の伍の伍長となる屈強な男。
ヒョウ公:豊川悦司
信の初陣の総大将。秦国の最前線に居続ける変わり者と言われているが、六将にも引けを取らない力を持つ豪傑。戦を炎に例えて表現し、その匂いをかぎ取って本能で動く独特の感性を持っている。一歩兵に過ぎない信の活躍を耳にすると、興味を持つ。
縛虎申:渋川清彦
ヒョウ公軍所属の千人将で、信の初陣の上官となる。口答えする百人将を斬りつけるなど厳しい性格の持ち主。
呂不韋:佐藤浩市
権力をほしいままにする秦国の丞相。若き秦王・エイ政の座を脅かす。
昌平君:玉木宏
呂不韋陣営の中心人物で、秦軍の総司令官を務める軍師。
蒙武:平山祐介
昌平君同様、呂不韋陣営の中心人物。武闘派で豪快な猛将。
呉慶:小澤征悦
敵国となる魏国の総大将。魏国が誇る魏火龍七師の一人。元々は魏の人間ではないが、戦の天才で大将軍にまで登り詰めたと言われている。
宮元:高橋努
呉慶軍の副将で、軍師も兼任。
あらすじ
時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。若き王・エイ政が信らと共に玉座を奪還した半年後、王宮に隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始したという知らせが届く。秦国はエイ政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原に軍を起こす。歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平・尾到と再会。戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭と、子どものような風貌に哀しい目をした羌カイと最弱の伍を組むことになってしまう。魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される軍略に優れた戦の天才・呉慶将軍。かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・ヒョウ公将軍。信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申は、無謀ともいえる突撃命令を下す。果たして、信たちは秦国滅亡の危機を救うことができるのか。
(C) 原泰久/集英社 (C) 2022映画「キングダム」製作委員会
(清水一)