映画『キングダム3』新キャスト＆キャラクターは？【金曜ロードショー】

　原泰久の人気漫画を山崎賢人（崎＝たつさき）主演で実写化した映画の第3作『キングダム　運命の炎』（2023）が、12日よる9時より日本テレビ系・金曜ロードショーにて本編ノーカット・45分拡大で地上波初放送される。ここでは第3作から登場する新キャスト＆キャラクターやあらすじをまとめて紹介する。

　『キングダム　運命の炎』は、秦国王・エイ政（吉沢亮）の知られざる過去が明らかになる「紫夏編」と、隣国・趙の侵略を迎え撃つべく、主人公・信（山崎）が王騎将軍（大沢たかお）と初めて同じ戦場に立つ「馬陽の戦い」が描かれる。

　これまでのシリーズから山崎、吉沢、大沢のほか、河了貂役の橋本環奈、羌カイ役の清野菜名、尾平役の岡山天音、尾到役の三浦貴大、沛浪役の真壁刀義、澤圭役の濱津隆之、渕役の田中美央、昌文君役の高嶋政宏（高＝はしごだか）、肆氏役の加藤雅也、呂不韋役の佐藤浩市、昌平君役の玉木宏、蒙武役の平山祐介、騰役の要潤、壁役の満島真之介、楊端和役の長澤まさみらが続投する。

　番組の最後には、最新作『キングダム　大将軍の帰還』（7月12日公開）前半のハイライトシーン約5分がノーカットでテレビ初公開される。

『キングダム3』から登場する新キャスト

紫夏：杏
　趙国の闇商人。敵国で虐げられていた若きエイ政（吉沢亮）を秦国へ逃がす、命がけの脱出計画を請け負う。若き未来の国王の運命を変えた、正義感と母性に溢れる優しい女性。

亜門：浅利陽介
　紫夏と共にエイ政の脱出計画を請け負う闇商人。

道剣：杉本哲太
　エイ政を脱出させるため敵国に潜入する秦の文官。

蒙毅：萩原利久
　蒙武（平山祐介）の息子で軍師見習い。昌平君（玉木宏）の軍師学校で河了貂（橋本環奈）と一緒に学ぶ。

干央：高橋光臣
　王騎軍の第四軍長。

東美：桜井日奈子
　尾平（岡山天音）の婚約者。

友里：村川絵梨
　尾到（三浦貴大）の婚約者。

竜川：佳久創
　飛信隊の隊員。

有義：やべきょうすけ
　飛信隊の隊員。

有カク：町田大和
　有義の弟。飛信隊の隊員。

趙荘：山本耕史
　周到な軍略を網目のように張り巡らせ執拗に王騎軍を追い込んでいく軍師。趙軍・総大将として王騎の首を狙う。

馮忌：片岡愛之助
　長距離戦に強く、馬陽の戦いでは趙右軍を指揮して秦軍を追い詰める趙軍の副将。巧みな軍略と優れた知略から「頭脳の馮忌」の異名を持ち、中華全土にも名の通った智将。

万極：山田裕貴
　かつて“長平”での戦いで秦に虐殺された趙国民の憎しみを背負って戦う趙軍の副将。秦国のすべての民を根絶させようと無差別に惨殺を繰り返すほど凄まじい恨みを持つ。

ホウ煖：吉川晃司
　その身に神を宿す“武神”として畏れられる、趙国の真の総大将。圧倒的武力で強者を倒すことにのみ生きる意味を見いだしており、（かつて敗北した）王騎とは因縁の相手。

李牧：小栗旬
　遠方の高台から合戦の様子を観察するために、ひょうひょうとした様子で河了貂と蒙毅の前に姿を現した、趙国がその存在を他国に隠していた謎の男。

カイネ：佐久間由衣
　李牧と共に現れた女剣士。

あらすじ

　500年にわたり、七つの国が争い続ける中国春秋戦国時代。戦災孤児として育った信は、亡き親友とうり二つの秦の国王・エイ政と出会う。運命に導かれるように若き王と共に中華統一を目指すことになった信は、仲間とともに「天下の大将軍になる」という夢に向けて突き進んでいた。
　そんな彼らを更なる脅威が襲う。秦国に積年の恨みを抱く隣国・趙の大軍勢が、突如、秦への侵攻を開始。残忍な趙軍に対抗すべく、エイ政は、長らく戦から離れていた伝説の大将軍・王騎を総大将に任命する。決戦の地は馬陽。これは奇しくも王騎にとって因縁の地だった。出撃を前に、王騎から王としての覚悟を問われたエイ政が明かしたのは、かつて趙の人質として深い闇の中にいた自分に、光をもたらしてくれた恩人・紫夏との記憶。その壮絶な過去を知り、信は想いを新たに戦地に向かう。100人の兵士を率いる隊長になった信に、王騎は「飛信隊」という名を授け、彼らに2万の軍勢を率いる敵将を討てという無謀な特殊任務を言い渡す。

(C) 原泰久／集英社 (C) 2023映画「キングダム」製作委員会

（清水一）