劇場アニメ『ベルサイユのばら』声優・キャラクター・あらすじ【まとめ】
不朽の名作漫画「ベルサイユのばら」の完全新作となる劇場アニメ『ベルサイユのばら』(1月31日公開)の声優、キャラクター、あらすじをまとめて紹介する。「アオハライド」「チア男子!!」の吉村愛が監督を、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ、「君に届け」の金春智子が脚本を、「初恋モンスター」「ぬらりひょんの孫」の岡真里子がキャラクターデザインを担当。
あらすじ
18世紀のフランス・ベルサイユ。貴族であるオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェは女性として生まれるが、将軍家を継ぐために幼いころから男性として育てられる。オスカルと幼なじみのアンドレ・グランディエは将軍家で働く平民だったが、二人は兄弟のように成長する。一方、マリー・アントワネットは隣国オーストリアからフランスに王妃として迎えられ、スウェーデンのハンス・アクセル・フォン・フェルゼン伯爵もまたベルサイユへとやって来る。
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
由緒ある貴族で将軍家の末娘でありながら、跡取り“息子”として育てられた、男装の麗人。若くしてフランス近衛連隊長としてマリー・アントワネットの護衛を務める。乳母の孫であるアンドレとは幼なじみ。
CV:沢城みゆき
【コメント】
劇場アニメ『ベルサイユのばら』でオスカルの声を担当させていただくことになりました、沢城みゆきです。
池田理代子先生の描かれたオスカルをバイブルに、そこから田島令子さんの声の入ったオスカル、実写映画や舞台でもそれぞれに昇華されたオスカルが誕生してきました。その歴史の中へ、もう1人、吉村監督の元で新たなオスカルが生まれようとしています。(作画の方々のとんでもない仕事量!!)今はただ、その完成の日を緊張しながら静かに待っているところです。
マリー・アントワネット
オーストリアの女帝マリア・テレジアの娘。14歳でルイ16世の妃になるため、フランスにやってきた。美しく誇り高く、人を惹き付ける天性の魅力を持つが、フランス宮廷の窮屈さや、周囲の重圧から逃れようと奔放で贅沢な生活を送る。
CV:平野綾
【コメント】
夢のようです。まさか歴史に残るこの名作で、憧れのマリー・アントワネットを演じさせていただけるなんて。
漫画・アニメ・舞台を観続けてきた、いちファンである私にこんな日が来るなんて思ってもみませんでした。
今回の演出は、かなりの挑戦だと思います。製作陣も皆様それぞれに思い入れがあって、リスペクトを持って作品作りしているのがとても伝わってきました。誰もが持っているベルばらのイメージに革命を起こす、新たな時代の幕開けとなるような作品になることを期
待しております。
アンドレ・グランディエ
ジャルジェ家に仕える、オスカルの従者かつ幼なじみ。母親が亡くなり、唯一の肉親の祖母マロンに育てられる。平民でありながらオスカルには幼い頃から友人として対等な関係を求められてきたため、祖母にたしなめられることが多い。
CV:豊永利行
【コメント】
まさか、僕が歴史ある伝説の作品である『ベルサイユのばら』に……。しかもアンドレを演じさせていただく日が来るとは思っていませんでした。いつの世も愛される作品に関わることができて本当に幸せです。歌も歌わせていただいております。原作のあんなシーンやこんなシーンも演じさせていただいております……。現代の映像で、耽美で聡明で儚いベルばらが描かれます。
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン
スウェーデンの伯爵。容姿端麗で思慮深く知性的な青年で、オスカルを親友として慕う。パリ・オペラ座の仮面舞踏会で、異国の宮廷で孤独を深めるアントワネットと運命の出会いを果たす。
CV:加藤和樹
【コメント】
誕生から50年……その間、全く色褪せることなく愛され続けている『ベルサイユのばら』にフェルゼン役として参加させていただけるなんて身に余る光栄です。ミュージカル作品でフランス革命に身を投じた経験のある身としては、このお話しが決まった時は感慨深いものがありました。原作の名シーンはもちろん、新たに歌唱演出も加わり、現代の映像技術で令和の時代に新たな革命を起こす作品になっていると思います。ご期待ください!
アラン・ド・ソワソン
CV:武内駿輔
下級貴族出身で元は士官学校を出た少尉だったが、とある事情で上官を殴ったためフランス衛兵隊に降格した。衛兵隊の仲間から慕われており、剣の腕前は、オスカルも一目置くほどの実力。
【コメント】
今回再び新作のアニメーションが作られ、しかもそこに歌による演出もある作品ということで、楽しみな気持ちでいっぱいになりました。以前旅行でベルサイユ宮殿に足を運んだことがあったので、その時肌で感じたことや、香り、時代背景、それを上手くアランに落とし込むように収録いたしました。令和ならではの取り組みで生み出される、新たなベルばらの魅力に乞うご期待くださいませ。
フローリアン・ド・ジェローデル
CV:江口拓也
ジェローデル伯爵家の次男。その端正な容姿と高貴な血筋から、社交界で注目を浴びる存在。オスカルが近衛隊隊長を務めていたときは副官として従っていた。
【コメント】
歴史ある『ベルサイユのばら』という作品に関わらせていただき、光栄に思います!僕が担当するジェローデルは、葛藤のなかでどんな選択をするか、大切に演じました。よろしくお願いいたします。
ベルナール・シャトレ
CV:入野自由
パリの新聞記者。オスカルが平民の困窮を理解するきっかけを作った人物。
【コメント】
ベルナール役の入野自由です。歴史あるこの作品の一部になれることをとても光栄に思っています。歌による演出を盛り込んだアニメという形で制作されること自体が珍しい事だと思います。貧困に苦しむ市民を牽引し、革命に身を投じるベルナールの闘志を感じていただけたら嬉しいです。新しいかたちでの『ベルばら』を楽しみにしていてください!
ルイ16世
ルイ15世の孫で、マリー・アントワネットの夫。自身の見た目や能力へのコンプレックスから自信が持てず、大人しく優柔不断なところがあるが、真面目で優しい性格。趣味は狩猟と錠前づくり。
CV:落合福嗣
【コメント】
小学生の時、隣の席の子が休み時間に読んでいて貸してもらって読んだ思い出がある『ベルサイユのばら』。台本を手にとって読み進めた時懐かしい記憶がふわっと蘇りました。ルイ16世として作品の中で息ができる事をとても光栄に思います。
ジャルジェ将軍
オスカルの父。ジャルジェ伯爵家の当主で、フランス王室に忠誠を誓う将軍。後継ぎとして男児を欲していたが女児ばかりが続いたため、力強い泣き声だった末娘オスカルを“男”として厳しく育てた。
CV:銀河万丈
【コメント】
不朽の名作『ベルサイユのばら』の作者、池田理代子さまとは、ワタクシほぼ同世代であります。何の関係も無いのに「誇らしい!」と胸を張って生きて参りました。時は流れ、この度『ベルサイユのばら』劇場版アニメが公開される運びとなりました。今度はちょっと関係ができたワタクシは「めっちゃ誇らしい!」と反っくり返っております。
ってか……えっと、えっと、元はと言えば、全部全部私が悪い。ごめんオスカル。
マロン・グラッセ・モンブラン
アンドレの祖母で、オスカルの乳母。オスカルからはばあやと呼ばれている。口やかましく心配性な性格だがオスカルとアンドレを心から愛しており、オスカルが女性として生きることを望んでいる。
CV:田中真弓
【コメント】
ラスカルの乳母で お洗濯をいっぱいしたはずのマロンです。
洗うのは、ラスカルのはずなのに。。。
オスカルだよ!! 私にとっては珍しい女性役です(笑)お楽しみに!
ナレーション
【コメント】
宝塚との出会いは「ベルサイユのばら」でした。物語に心奪われて、パリに行く度にベルサイユ宮殿を訪れました。ベルサイユのばらの魅力は史実だけではなく、その時代に生きた1人1人の登場人物にスポットを当てて人生や愛や苦悩を描いたところだと思います。この度はナレーションという形で参加させていただいたことを大変光栄に思っております。史実とフィクションを交えた物語は後世に残る愛ある作品です。何度でもご覧いただきたいと思います。
(C) 池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会