実写『ブルーピリオド』キャスト・あらすじ【まとめ】
山口つばさの累計発行部数700万部を突破する漫画を眞栄田郷敦主演で実写映画化する『ブルーピリオド』(8月9日公開)。からっぽだった高校生が1枚の絵をきっかけに、国内最難関の美術大学を目指して奮闘していく本作に登場する個性豊かなキャラクター、キャストを紹介します。
あらすじ
ソツなく器用に生きてきた高校生・矢口八虎は、苦手な美術の授業の課題「私の好きな風景」に困っていた。悩んだ末に、一番好きな「明け方の青い渋谷」を描いてみた。その時、絵を通じて初めて本当の自分をさらけ出せたような気がした八虎は、美術に興味を持ちはじめ、のめりこんでいく。そして、国内最難関の美術大学への受験を決意するが、経験も才能もないなかで、立ちはだかるライバルたちの存在や正解のない「アート」の世界で苦悩していくこととなる。監督は映画『東京喰種 トーキョーグール』や『傲慢と善良』などの萩原健太郎。脚本を、テレビアニメ「ブルーピリオド」や『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』などの吉田玲子が務める。
キャラクター
矢口八虎(演:眞栄田郷敦)
周囲の人望も厚く成績優秀だが、空気を読んで生きる日々に物足りなさを感じている高校生。美術と出会い、情熱を武器に東京藝術大学を目指して邁進していく。
ユカちゃん/鮎川龍二(演:高橋文哉)
八虎とは犬猿の仲だが彼が美術部に入るきっかけを作った同級生。自分の「好き」について葛藤している。日本画で藝大入学を目指す。
高橋世田介(演:板垣李光人)
美術予備校に入った八虎の前に現れる天才少年。驚異的な画力を持ち、八虎の最大のライバルとなる。コミュニケーションが苦手で口が悪い。
森まる(演:桜田ひより)
八虎が苦難にぶち当たるたびに乗り越えるきっかけを与える一つ年上の美術部先輩。祈りをテーマに絵を描き続けている。
桑名マキ(演:中島セナ)
八虎が通う美術予備校の実力者。八虎を励まし一見明るく前向きに見えるが、藝大主席合格者の姉にコンプレックスがある。
橋田悠(演:秋谷郁甫)
世田介の高校の同級生で、八虎とは美術予備校で出会う。関西出身でおさげ髪がトレードマーク。絵描きフェチで、絵を描く人や他人の作品を観るのも好き。
恋ヶ窪晋(演:兵頭功海)
八虎の悪友仲間。八虎の変化にも敏感に気づく繊細な性格の持ち主。心の内に“意外な進路希望” がある。
後藤先生(演:三浦誠己)
八虎たちの高校の物理教師。生徒の進路に関しては現実的な思考を持つ。
矢口行信(演:やす)
八虎の父。八虎が選択した道を応援し、優しく見守る。
矢口真理恵(演:石田ひかり)
八虎の母。経済的な事情や、息子に堅実な道を歩んでほしいという思いから、当初は八虎の藝大進学を反対する。
大葉真由(演:江口のりこ)
八虎たちが通う美術予備校の講師。美大・藝大受験の過酷さを知るからこそ、ブレることなく生徒たちを励まそうとしている。
佐伯昌子(演:薬師丸ひろ子)
八虎たちが通う高校の美術教師で美術部の顧問。ひょうひょうとしていて本心は見えづらいが人を見抜く力があり、八虎たちに的確なアドバイスを与える。
(C)山口つばさ/講談社 (C)2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会