『十一人の賊軍』キャスト・あらすじ【まとめ】
山田孝之と仲野太賀がダブル主演し、白石和彌が監督を務める映画『十一人の賊軍』(11月1日全国公開)のキャスト・あらすじをまとめて紹介する。
あらすじ
1868年、鳥羽・伏見の戦いをきっかけに、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍と、旧幕府軍による戊辰戦争が勃発する。そんな中、新政府に対抗するため、奥羽越列藩同盟が結成。その同盟にやむなく加わった新潟の小国・新発田(しばた)藩は、官軍の進撃を食い止める起死回生の一手として、藩に捕らえられていた死罪になるべき11人の罪人たちを、決死隊として砦を守る任に就かせる。
キャスト
政(演:山田孝之)
新潟の駕籠屋。耳が不自由な妻・さだを新発田藩士に襲われ、復讐によって罪人となる。故郷に残した妻に再び会うため、何がなんでも生きて帰ることへの執念を見せる。【罪状:侍殺し】
鷲尾兵士郎(演:仲野太賀)
旧幕府軍の同盟軍として新政府軍と戦おうとしない新発田藩に不満を募らせる直心影流の使い手。家老・溝口内匠の命により、決死隊として砦の護衛作戦に就く。
赤丹(演:尾上右近)
武士を騙して大金を巻き上げ、投獄された札付きのイカサマ師。【罪状:賭博罪】
なつ(演:鞘師里保)
新発田の女郎。子おろしさせられた恨みで、男の家に火をつけ罪人となる。【罪状:火付け】
ノロ(演:佐久本宝)
新発田の花火師の息子で白痴。捕まっている政を、死んだ兄と思いこんで逃がそうとしてしまい罪人に。【罪状:脱獄ほう助】
引導(演:千原せいじ)
僧侶でありながら檀家の娘を手籠めにするなど、数多くの女犯により死罪を言い渡される。【罪状:女犯】
おろしや(演:岡山天音)
医師の倅。医学を学ぶため、おろしや(ロシア)への密航を試みた罪で囚われる。【罪状:密航】
三途(演:松浦祐也)
貧乏な百姓。一家心中を試みるも自分だけ死に損ない、罪人となる。【罪状:一家心中】
二枚目(演:一ノ瀬颯)
新発田随一の色男で、侍の女房と恋仲になる禁忌を犯し死罪に。【罪状:姦通】
辻斬(演:小柳亮太)
新発田にある村で、大人数の村人を無差別に殺害した大悪党。【罪状:辻斬り】
爺っつぁん(演:本山力)
長州出身の剣術家。新発田で地主への強盗殺人をはたらき罪人となった。【罪状:強盗殺人】
入江数馬(演:野村周平)
罪人と共に砦を守る決死隊の隊長。溝口内匠の腹心であり、娘婿。
仙石善右エ門(演:音尾琢真)
新発田藩士。政の妻を手籠めにした復讐で政に斬られる。
山縣狂介(演:玉木宏)
官軍先方総督府・参謀。旧幕府派の奥羽越列藩同盟討伐を一任され新潟湊へと攻め入る。
溝口内匠(演:阿部サダヲ)
新発田藩城代家老。幼き藩主・溝口直正に代わり、藩の実権を掌握。旧幕府派と新政府軍の間に挟まれるも、最終的に彼の策によって新発田が戦火から免れることになる。
溝口直正(演:柴崎楓雅)
幼き新発田藩の若殿。
寺田惣次郎(演:吉沢悠)
溝口内匠の家臣。
里村官治(演:佐藤五郎)
溝口内匠の家臣。
荒井万之助(演:田中俊介)
新発田藩士。決死隊の一員として罪人と共に砦を守る。
小暮総七(演:松尾諭)
新発田藩士。決死隊の一員として罪人と共に砦を守る。
色部長門(演:松角洋平)
米沢藩士。奥羽越列藩同盟の新潟総督。
斉藤主計(演:駿河太郎)
米沢藩士。奥羽越列藩同盟の参謀。
岩村精一郎(演:浅香航大)
土佐藩士。山縣の家臣で官軍先鋒総督府・軍監。
杉山荘一郎(演:佐野和真)
岩村の側近。
世良荘一郎(演:安藤ヒロキオ)
官軍・先遣隊隊長。
水本正虎(演:佐野岳)
世良の腹心。正鷹の兄。
水本正鷹(演:ナダル)
世良の腹心。正虎の弟。
溝口みね(演:西田尚美)
溝口内匠の妻。
溝口加奈(演:木竜麻生)
溝口内匠の娘で入江の妻。
さだ(演:長井恵里)
政の女房。耳が不自由。
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