朝ドラ「おむすび」新キャスト【まとめ】
橋本環奈がヒロイン・米田結を演じるNHK連続テレビ小説「おむすび」(総合・月~土、午前8時~ほか)は、2025年早々に新キャストが発表された。藤原紀香と渡辺直美が朝ドラに初出演する。
藤原紀香
西条小百合(さいじょう・さゆり)役
結が入院した病院の管理栄養士。気さくな態度と的確な判断で、患者に合わせた食事を提供する。結の今後に大きな影響を及ぼす人物。
<コメント>
神戸の大学時代からの親友が管理栄養士をしているので、仕事の内容や苦労などについて認識していました。病院や会社、そして個人に寄り添う縁の下の力持ち的存在でその活躍があまり認知されていない職業なのかもと思っていたので、このお役をいただいたことはとても光栄です。
西条は、患者一人一人に対して最善を尽くしたいという思いがひときわ強い人で,長年の経験を経て人の痛みも分かる度量の深い女性です。患者さんに対して分け隔てなく、壁を作らず、あっけらかんと、自然にコミュニケーションをとります。そして、時に厳しくプロフェッショナルとして、カラダについての大切なことを伝えます。その言葉選びやスイッチの切り替えが面白い人であるし、常にその心根には“この患者さんに1日も早く心身ともに健康になってもらうには、何がベストな方法なのだろう”と考えています。
仕事以外では割とずぼらなところがある、という西条のキャラクター設定ですが,実は私も、完璧!と思っていることもかなり抜けているところがあるので、ドジなところは似ているなと思いますね。笑
橋本環奈さんについては、その力強い眼差しに芯の強さを感じます。結との初シーンでは、体調が悪くて食べられないことへの不安や葛藤がひしひしとその瞳から伝わってきて、気づけば自身も自然に西条として結に接していました。
西条は結に、“管理栄養士は命を支える仕事”であるということを示し、結がこの職業を目指そうと思いを固めるきっかけとなるキーパーソンのお役目なので、見ている方に西条の奥に秘めたその情熱が伝われば、と心を込めてつとめました。
渡辺直美
アキピー役
結の姉・歩(仲里依紗)の盟友。歩と一緒に東京でギャルとして活動していた。現在は東北・岩手で娘と暮らしている。とあることがきっかけで、大きな荷物を持って歩に会いに来る。
<コメント>
この度、NHKの連続テレビ小説「おむすび」にゲスト出演させていただきました。伝説のギャル役ということで、地元の先輩をイメージしながら演じさせていただきました。温かい現場の皆様のおかげで楽しく撮影でき、この作品に少しでも彩りを添えられていたら嬉しいです。ぜひご覧ください!
▼「おむすび」概要
連続テレビ小説の第111作「おむすび」は、平成時代に“ギャル文化”と出会った主人公が、やがて栄養士となり、目には見えない大切な縁や人を次々と結んでいくオリジナルストーリー。作者は根本ノンジで、主題歌はB'zの「イルミネーション」。語りをリリー・フランキーが務める。
(清水一)