知ってた?「イカゲーム」シーズン2をもっと楽しむ!トリビアまとめ
配信開始(2024年12月26日)から3週連続でNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)の1位に輝き、すでに累計1億5,250万ビュー(1月15日現在)を獲得するなど、世界的メガヒットを記録しているNetflixシリーズ「イカゲーム」シーズン2。ここでは本作をもっと楽しむためのトリビアをまとめて紹介する。
「ゲーム」にまつわるトリビア
コンギ成功シーンは、実はコンギ名人の手で行われている。すぐにペースをつかみ、たった10秒でゲームをクリアした。
主演のイ・ジョンジェはチェギ蹴りが全然得意ではなく、撮影のために最低5回は蹴らなきゃいけないと言われとにかく練習したが、練習しすぎて腰が痛くなってしまった。
第4話の“五人六脚”は、苦戦して大騒ぎする様子を撮影するため、ぶっつけ本番で挑んでいる。
“マッチゲーム”のバックグラウンドで流れるのは童謡「まあるく丸く」。韓国の子供なら誰もが口ずさめる曲で、劇中では児童合唱団が歌ったものを録音している。なお、ピンクガードの振り付けTikTok動画は800万回再生を記録。
「セット・衣装」にまつわるトリビア
迷路階段には入り口や通路、階段がたくさんあり、イ・ジョンジェも迷子になったことがある。
456人の参加者と1年を超える撮影スケジュール、そして様々な流血シーンの撮影のため、シーズン2とシーズン3のために1,500着以上のジャージが制作された。
ギフン(イ・ジョンジェ)の部屋のバスルームにはロサンゼルスやビーチを思わせる模様を施し、LAに移住した妻と娘への思いを匂わせている。
シーズン1では宿舎の壁にゲームのピクトグラムが描かれていたが、シーズン2では墓場のような十字架の市松模様が描かれている。死と向かい合わせの命、常に不安を抱える参加者たちの精神状態、死との向き合い方が表現されている。天井からぶら下がる人の模様は、ギリギリの状況で踏ん張っている参加者たちの心理状態を表している。
ゲーム会場の制御室周辺の壁の色の紫は、対照的な赤と青を混ぜてできる色であることや、歴史的にも貴族や上流階級の人々に使用されていたということが決め手になっている。
参加候補者を探しに行く際、スカウトマン(コン・ユ)はグレーのスーツを身にまとっているが、ピンクモーテルでギフンと対峙する際に着ているのは黒のスーツ。これには、死に関連する出来事がギフンの近くで起ころうとしていることを暗示するという狙いがある。
「キャラクター」にまつわるトリビア
サノスのラップはT.O.Pことチェ・スンヒョンの自作。脚本には監督が書いたラップの台詞があったが、監督から「君自身がラッパーだから、サノスとして役とひとつになって、台詞は自由に変えていい」と言われたチェ・スンヒョンが、まじめすぎるラップはサノスには似合わないと思い、アイデアを録音したり、時にはビデオを自撮りしたりして監督に送り確認してもらっていた。
監督はギフンを『スター・ウォーズ』のジェダイに、イノ(イ・ビョンホン)をダース・ベイダーに例えている。似たような悲劇を経験した2人が、一方は悪の道に手を伸ばし、もう一方はそれを拒絶したことで異なる道を歩むことになるが、2人のことを同じ根を持つ双子のように描いている。
フロントマン(イ・ビョンホン)はゲームの中で、時折イノとしての真の自分を見せる瞬間がある。過去にゲームに参加したときの絶望感について話すシーンの彼の言葉は、偽りの姿であるヨンイルが考え出した台詞ではなく、心から発せられた言葉。
シーズン3のティザー映像で公開されている新キャラクターの名前は「チョルス」。韓国によくあった名前らしい。
Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン1~2:独占配信中、シーズン3:2025年独占配信