『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』キャスト&登場キャラクター【まとめ】

マーベル・スタジオ製作の映画『アベンジャーズ』シリーズ第5弾『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題) / Avengers: Doomsday』に出演するキャスト27名が、日本時間27日に正式発表された。悪役ドクター・ドゥームを演じるロバート・ダウニー・Jr.を除き、現状発表されているのはキャスト名のみ。ここでは、現在決定してる出演者を、彼らがこれまで演じてきた(もしくは演じるであろう)キャラクターと共に紹介する。(編集部・倉本拓弥)
出演キャスト/キャラクター
ロバート・ダウニー・Jr./ドクター・ドゥーム役
かつてアイアンマン/トニー・スタークとしてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を引っ張ってきたロバート・ダウニー・Jr.は、本作の悪役ドクター・ドゥームとして電撃復帰を果たす。

クリス・ヘムズワース/ソー役
アベンジャーズ初期メンバーのひとりである雷神ソーを演じてきたクリス・ヘムズワース。単独映画シリーズは第4弾『ソー:ラブ&サンダー』(2022)まで製作されている。

トム・ヒドルストン/ロキ役
雷神ソーの弟・ロキを演じているトム・ヒドルストンも出演決定。単独ドラマ「ロキ」シーズン2最終話では、ロキが在り続ける者に代わって時間を支える“物語の神”となった。『ドゥームズデイ』での兄弟の再会はあるのか。

アンソニー・マッキー/キャプテン・アメリカ役
映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)からサム・ウィルソン役を務めるアンソニー・マッキーは、クリス・エヴァンスふんするスティーブ・ロージャースの後を継ぎ、現在はキャプテン・アメリカを演じている。『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』では、サムが新アベンジャーズ結成に向けて動き出すシーンが描かれた。

ポール・ラッド/アントマン役
スコット・ラング/アントマン役を務めてきたポール・ラッドは、単独映画第3弾『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)で征服者・カーンと激闘を繰り広げた。前作『アベンジャーズ/エンドゲーム』では打倒サノスに一役買ったが、今作では果たして。

シム・リウ/シャン・チー役
MCUフェーズ4映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』から新ヒーロー、シャン・チーを演じているシム・リウが『アベンジャーズ』初参戦。シャン・チーといえば、ブルース・バナーやキャプテン・マーベルらアベンジャーズのメンバーとも面識があり、父から継承した武器テン・リングスから発信された謎のシグナルを分析していた。

ダニー・ラミレス/ホアキン・トレス役
ダニー・ラミレスは、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からサム・ウィルソンを支えるホアキン・トレス中尉を演じている。サムからファルコンのスーツを継承し、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』では2代目ファルコンとして活躍した。

レティーシャ・ライト/シュリ役
映画『ブラックパンサー』シリーズで主人公ティ・チャラの妹シュリを演じているレティーシャ・ライト。続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では、亡きティ・チャラに代わりブラックパンサーを継承した。

ウィンストン・デューク/エムバク役
ウィンストン・デュークは、映画『ブラックパンサー』シリーズでジャバリ族のリーダー・エムバクを演じている。『アベンジャーズ』シリーズには、『エンドゲーム』に続く出演となる。

テノッチ・ウエルタ/ネイモア役
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で新キャラクター・ネイモアを演じたテノッチ・ウエルタ。海底王国タロカンの王で、劇中では「自分はミュータントだ」と発言。『ドゥームズデイ』では、同じミュータントであるX-MENたちと関わることになるのか。

セバスチャン・スタン/バッキー・バーンズ役
ヒドラに洗脳された暗殺者ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを演じてきたセバスチャン・スタン。新作映画『サンダーボルツ*』(5月2日日米同時公開)では、MCUのならず者たちと同じチームで戦うことになる。

ワイアット・ラッセル/USエージェント役
ワイアット・ラッセルは、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でMCU初参加。一時的に政府公認のキャプテン・アメリカとして活動したジョン・ウォーカーを演じた。新作映画『サンダーボルツ*』では、USエージェントとして新チームに加わる。

フローレンス・ピュー/エレーナ役
映画『ブラック・ウィドウ』などでエレーナ役を務めるフローレンス・ピューも『アベンジャーズ』初参加。スパイ機関「レッドルーム」で育成された暗殺者で、“姉”ナターシャを失った後も、任務を続けている。

デヴィッド・ハーバー/レッド・ガーディアン役
映画『ブラック・ウィドウ』で初登場したエレーナの“父”レッド・ガーディアン/アレクセイを演じているデヴィッド・ハーバー。レッド・ガーディアンは、ソ連が生み出したスーパーソルジャーで、自称「キャプテン・アメリカのライバル」だ。

ハナ・ジョン=カーメン/ゴースト役
映画『アントマン&ワスプ』のヴィラン・ゴーストを演じたハナ・ジョン=カーメン。ゴーストは、物体をすり抜ける能力を駆使して戦う。『サンダーボルツ*』で久々にMCU復帰を果たす。

ルイス・プルマン/ボブ役
映画『サンダーボルツ*』でMCUデビューを果たすルイス・プルマン。同作で演じるボブは、名前以外の詳細が一切明かされていない未知のキャラクター。

ペドロ・パスカル/リード・リチャーズ役
ペドロ・パスカルは、映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025年夏日本公開)で主人公リード・リチャーズを演じる。原作コミックでは、リードは身体を自在に伸縮・変形させるミスター・ファンタスティックとして、ヒーローチーム「ファンタスティック・フォー」を束ねる。

ヴァネッサ・カービー/スー・ストーム役
映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025年夏日本公開)でMCUデビューを果たすヴァネッサ・カービー。演じるスー・ストームはリード・リチャーズの妻であり、原作コミックでは、体を透明にすることができるインビジブル・ウーマンとして戦う。

ジョセフ・クイン/ジョニー・ストーム役
ジョセフ・クインは、映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025年夏日本公開)でスー・ストームの弟ジョニー・ストームを演じる。ジョニーは、過去の実写映画でクリス・エヴァンスやマイケル・B・ジョーダンが演じたキャラクターで、全身に炎をまとうヒューマン・トーチとして知られる。

エボン・モス=バクラック/ベン・グリム役
映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025年夏日本公開)でファンタスティック・フォーのひとりベン・グリムを演じるエボン・モス=バクラック。ベンは別名“ザ・シング”と呼ばれ、全身岩だらけのビジュアルと怪力が特徴だ。

パトリック・スチュワート/チャールズ・エグゼビア役
旧20世紀フォックス製作の映画『X-MEN』シリーズでプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを演じていたパトリック・スチュワートが、『アベンジャーズ』シリーズに参戦。パトリック演じるチャールズは、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で秘密結社イルミナティのメンバーとして登場したが、暴走するスカーレット・ウィッチを止められず絶命した。

イアン・マッケラン/マグニートー役
旧20世紀フォックス版『X-MEN』シリーズからの復帰となるイアン・マッケランは、X-MENと敵対したマグニートーを演じてきた。『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)以降マーベル映画への出演はなく、『アベンジャーズ』シリーズ参加は本作が初となる。

ケルシー・グラマー/ビースト役
旧20世紀フォックス版『X-MEN』シリーズでミュータントのビーストを演じたケルシー・グラマー。『マーベルズ』では同役でMCU参戦を果たし、もとの世界に戻れなくなったモニカ・ランボーを保護していた。

アラン・カミング/ナイトクロウラー役
アラン・カミングは、旧20世紀フォックス製作の『X-MEN2』(2003)で瞬間移動の能力を持つミュータント・ナイトクロウラーを演じた。ナイトクロウラーは『X-MEN:アポカリプス』(2016)にも登場したが、別の俳優が演じていたため、アラン版は本作で約23年ぶりの復活を果たす。

レベッカ・ローミン/ミスティーク役
旧20世紀フォックス製作の『X-メン』第1作(2000)から3作目『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)で変身能力を持つ青い肌の女性ミュータント・ミスティークを演じたレベッカ・ローミン。4作目『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』以降、ミスティーク役はジェニファー・ローレンスにバトンタッチされていた。

ジェームズ・マースデン/サイクロプス役
旧20世紀フォックス製作の『X-MEN』シリーズでミュータント・サイクロプスを演じたジェームズ・マースデン。サイクロプスは、目からエネルギー光線を発射する能力を持ち、X-MENの中心メンバーとして活躍した。

チャニング・テイタム/ガンビット役
映画『デッドプール&ウルヴァリン』でミュータント・ガンビットを演じたチャニング・テイタムも『アベンジャーズ』シリーズに初参戦。チャニング版ガンビットは、フォックス時代にスピンオフ映画の企画がお蔵入りになった悲劇を乗り越え、『デッドプール&ウルヴァリン』で満を持して実写化された。

この豪華メンバーを束ねるのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』から続投するルッソ兄弟(アンソニー・ルッソ監督&ジョー・ルッソ監督)だ。『ドゥームズデイ(原題)』はすでに撮影が始まっており、2026年5月1日全米公開予定。続くシリーズ第6弾『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題) / Avengers: Secret Wars』も2027年5月7日に全米公開される。