映画『プリキュア』スチールカット&監督コメント全文
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【宮本浩史監督コメント】
今回、15周年という記念の年に監督としてこの映画に参加することができ大変光栄です。お話をいただいたときは、「自分でいいのだろうか?」と、気持ちに整理をつけるまでとても時間がかかりましたが、西尾大介さん(TVアニメ「ふたりはプリキュア」「ふたりはプリキュア マックスハート」のシリーズディレクター)をはじめとした大先輩方のアドバイスをたくさんいただき、背筋が伸びる想いで取り組みました。先輩プリキュアの力を借りて、なんとか前に進む映画の中のキュアエールの姿が、奇しくも自分と重なっていきました。本作の見どころでもあるミデンの世界のステンドグラスは「記憶や経験の塊」として扱っており、人間にとって肉体は入れ物でしかなく、一番輝かしいものはそれまでの経験である、という思いを込めています。また、CGシーンは、空気感や空間の奥行きをこれまで以上にこだわって表現しています。映画館の一番の魅力である大画面の没入感が感じられるよう、目の前に広がる映画の世界をより近くに「体感」してもらえる映像を目指しました。綺麗事で済ませられないくらい難産な映画でしたが、それだけの甲斐があったと思います。細かいことは考えず、見たまま「感じて」頂ければと思います。
『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』は10月27日に公開
(C) 2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会
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