ジョシュ・ハートネットが西洋版「冬ソナ」に
第17回東京国際映画祭
映画祭特別招待作『ホワイト・ライズ』の主演、ジョシュ・ハートネットが来日し、インタビューに答えた。『ホワイト・ライズ』は冬景色のシカゴを舞台に、愛し合いながらも妨害にあい、すれ違う2人の純愛を描く作品で、そのストーリー展開と冬が舞台という設定は、まさに西洋版の「冬ソナ」。舞台はシカゴだが実際の撮影はモントリオールで行われ、気温はマイナス20度だったそうだ。そんな中、軽装で演技するジョシュは「本当に、顔も体も凍り付いたよ」と当時を振り返った。「僕の役はこの街で普通に生活するサラリーマン。しかも、寒い雪の中での場面は普通に通勤途中だったり、部屋からいきなり飛び出してきたりと服も軽装なんだ。とてもマイナス20度の中で過ごす服装ではないよ」とその時を思い出したのか、とても寒そうな表情をしてみせた。また、ジョシュ演じる主人公は最愛の恋人に突然去られて自分を見失ってしまうが「これがなくなったら自分を見失ってしまうというくらい大切なものは?」の質問に対し大好きな「帽子!」と冗談で答えたあとに「真実の愛だね」と魅力的なまなざしで答えた。