白石美帆、犬嫌いを克服
第18回東京国際映画祭
『ベルナのしっぽ』の舞台挨拶に、主人公を演じた女優の白石美帆、原作者の郡司ななえさん、ななえさんの長男幹太さん、山口晃ニ監督らが出席、それぞれが映画への熱い想いを語った。
『ベルナのしっぽ』は、24歳で失明した原作者の郡司ななえさんが、盲導犬とともに歩んだ波乱万丈の人生をつづった大ベストセラーを映画化した感動作。大の犬嫌いだった白石美帆は、本作のために、コンプレックスを克服して初主演作に挑んだ。
会見場には、ベルナ役を演じたポーシャちゃんが白石にひかれて登場。たくさんのフラッシュに驚いたのか、ついうろうろしてしまうポーシャちゃんを白石が「ポーシャ、シット!」と叱る場面もしばしば……。おとなしくなったポーシャちゃんを優しくほめる姿が印象的で、今ではすっかり犬に馴れた様子を見せた。