政府と戦いつづける監督、客席のカメラ小僧にびっくり!
第18回東京国際映画祭
『ダラス地区』の監督アドリアーン・ローベルト・ペヨーが、25日上映後に同作品のティーチ・インを行った。
ティーチ・インでは、製作中にテーマとなっている貧困が政府に問題視され、当時の首相から無理矢理、撮影場所であったルーマニアから強制退去させられたことや、破産してしまったスタッフが2名ほどいる上に、禁固刑をうけてしまったスタッフまでいることなど、撮影にまつわる多くの苦労話を語った。
また、客席にはビデオカメラで熱心にペヨー監督を撮りつづける男性の姿が……。彼の正体は同じくコンペティション部門に出品している『3日間のアナ-キー』を監督したヴィート・サガッリオ監督。ティーチインでも自ら映画について質問をしていた。
2人の監督は、上映後も映画館の外でもタバコを吸いながらいつまでも映画話に花を咲かせていた。
~お詫び~
昨日配信したニュースに事実と異なる記載がありました。
お詫びして訂正させていただきます。