黒澤明賞が決定! 侯孝賢監督が受賞
第18回東京国際映画祭
29日、黒澤明監督の業績を後世に伝えるため、昨年創設された黒沢明賞が発表され、『非情城市』や『珈琲時光』の台湾の巨匠、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督が受賞した。
昨年はスティーヴン・スピルバーグ監督と山田洋次監督が受賞し、スピルバーグ監督からは、尊敬する黒澤監督の賞を受けることが出来たことを光栄に思うとビデオレターが寄せられていた。
会見には侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督が出席し喜びのコメントを述べた。また、正式な授賞式は明日30日のクロージングにとり行われる。
侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督は『非情城市』でヴェネチア国際映画祭でグリンプリを受賞し、その名を世界に知られた。昨年は『珈琲時光』に日本の一青窈(ひととよう)が主演したことでも話題になった。