ロバート・アルトマン、懐かしいテーマで出品
第56回ベルリン国際映画祭
ロバート・アルトマン監督が、古き良きアメリカを描いた作品をベルリン映画際で上映した。『ア・プレーリー、ホーム・コンパニオン』(原題)は、放送中止の危機に直面した昔ながらのラジオ番組を取り巻くストーリー。主演のメリル・ストリープはギャリソン・ケイロアの脚本について、「彼が作り出す世界は、私たちアメリカ人の子供時代がしっくりと収まる何かがあるわ。ラジオを聴いて育った時代もあったのよね」と語っている。同映画は上映後に絶賛され、金熊賞の呼び声が高い。