イアン・マッケラン、功労賞を受賞しゲイについてスピーチ
第56回ベルリン国際映画祭
英俳優イアン・マッケランが第58ベルリン映画祭で、金熊功労賞を受賞した。自らもゲイであることを公言し、ゲイの権利向上活動家として有名なマッケランは、『ブロークバック・マウンテン』のおかげで同性愛をテーマにした映画が増えるかもしれないとコメントしている。「アメリカでは映画俳優がゲイであることをカミングアウトするのはとても難しいことなんだ。NYの舞台俳優は大丈夫なのに、カリフォルニアは考え方が古い」と言っている。マッケランはゲイであることを告白してから、メインストリーム映画の出演が増えたという。「そうであるべきなんだよ。ヒース・レジャーのように、ストレートな男性がゲイを演じることもできれば、僕だってストレートな男を演じることができる。関係ないんだ」と語った。