ヒース・レジャー、『キャンディ』でヘロイン中毒者を演じる
第56回ベルリン国際映画祭
ヒース・レジャーが新作『キャンディ』の上映にあわせてベルリン映画祭に出席した。レジャーは同映画で同じオーストラリア出身のアビー・コーニッスと共演。二人でヘロインに溺れ、断ち切ろうという姿は、これまで描かれてきたドラッグの世界とはまったく異なる美しさを見せているという。「多くの人が常用するからには、ヘロインには素晴らしい何かがあるに違いない。それを音楽と映像で審美的に、肉感的に表現したかった」と監督のニール・アームフィールドは語る。レジャーは、中毒者を演じるにあたり、日焼けをしないように気をつけ、ジャンキーになって25年という男性にインタビューをするなどして準備したという。