ロベルト・ベニーニ、夢でうなされたイラク戦争を映画化
第56回ベルリン国際映画祭
ロベルト・ベニーニが、新作『ザ・タイガー・アンド・ザ・スノー』(原題)をベルリン映画祭で上映した。「我々は、常にイラク戦争という恐怖に付きまとわれている。もう何年も夢にでてきてうなされてきた。イラク戦争というのは非常に理解しがたい戦争だ」とベニーニはいう。『ライフ・イズ・ビューティフル』同様、この作品でも妻のニコレッタ・ブラスキと共演。「このようなテーマで作品を作るのは勇気がいるし、非常に危険な賭けだとわかっている。だからこそ、誇りに思う作品なんだ」と語った。