阿部ちゃんもビックリ!? 安倍総理が、オープニングセレモニーで青春秘話を暴露!!
第19回東京国際映画祭
多くのスターがレッドカーペットを歩き、華やかに開幕した第19回東京国際映画祭。六本木ヒルズにあるグランドハイアット東京のボールルームでは、各界の著名人約700名が招かれオープニングセレモニーが開かれた。
開幕宣言は、韓国映画『王の男』に主演しているイ・ジュンギが、全編日本語でのあいさつに挑戦。「ホントニキンチョウシテマス! カイマク、オメデトウゴジャイマス!」とキュートに乾杯すると、会場は女性陣の歓声に包まれた。
そしてこの日のメインはなんといっても安倍晋三首相。「世界有数の1つになった東京国際映画祭が、今年も盛大に、華やかに開かれたことをお祝いします。世界中から優れた作品が東京に集まり、またその映画を世界中に発信するということが、とてもうれしいです。映画祭を支え続けていただいている皆さんに感謝しています」と話すと、今年の審査委員長であるジャン=ピエール・ジュネを始めとした世界中の映画人から拍手があがった。
また、みずからが大の映画好きと公言している安倍首相は、『ターミナル』や『ミリオンダラー・ベイビー』などを例に上げ「映画は、誰と、いつ、どんな思いで観たか、最高の思い出を与えてくれます。私も初めてのデートで観た映画は忘れられません」と映画の素晴らしさを訴えた。
気になる初デートの映画の内容が気になるところだったが、ゲストたちの期待の視線に気付いた首相は、「何をだれと観たかは妻の手前申し上げられません!」と夫人想いなジェントルマンぶりを見せると、ゲストからは大きな拍手とともに笑いも巻き起こっていた。
さて、ゲストの中にはもうひとりの"あべさん”の姿も……。『アジアンタム・ブルー』で初めてレッドカーペットを歩いたばかりの阿部寛だ。「レッドカーペットを歩いてすごく緊張しました。歩く速度もぜんぜん分からなくて……。今回初めてだったので、本当に緊張しました」とのコメントどおり、イベントでは緊張しっぱなしだった阿部は、このレセプションパーティーには誰よりも早く姿を見せた。同じ名字の安部首相のスピーチには静かに耳を傾けていたが、大仕事を終えた阿部はリラックスした様子でセレモニーを楽しんでいた。
全員に配られたシャンパン、そして豪華ディナーにくわえ、安倍首相のユーモアのきいたスピーチで会場は大いに盛り上がり、1週間に及ぶ映画祭はエキサイティングに幕を開けた。