アカデミー女優、レイチェル・ワイズを落とした監督の愛のテクニック
第19回東京国際映画祭
22日、特別招待作品として上映される、ヒュー・ジャックマン主演『ファウンテン』の舞台あいさつが開催され、ダーレン・アロノフスキー監督とプロデューサーのエリック・ワトソンが登場した。
アロノフソキー監督は、本作をきっかけにヒロインを演じたレイチェル・ワイズと結婚し、一児をもうけたことで知られている。撮影中から恋仲だった2人は、一体どのように仕事とプライベートを分けていたのか気になるところだ。長年の相棒でもあるプロデューサーのエリックによると、2人とも平日はプロとして仕事に集中していたが、週末になると恋人同士としてラブラブな時を過ごしていたようだ。オンとオフ、きっちりメリハリを付けていたことが、愛を育み成就させる秘訣だったのかも。
自身の恋愛話を暴露されてテレまくっていた監督は、アメリカで待つ愛する家族のことを思い出し「あー、そろそろ息子のミルクの時間だ。お乳をあげに帰らなくっちゃ」とおちゃめなジョークで家庭の円満ぶりを披露した。
2人の愛の源となった本作は、ひとりの男が愛する女性のために3つの次元を旅する壮大なラブストーリーだ。CGを駆使した幻想的で神秘的な映像美にも注目したい。
全米の公開は2006年11月。日本での公開は2007年秋を予定している。