色っぽすぎる男!『王の男』イ・ジュンギに黄色い声援飛びまくる
第19回東京国際映画祭
映画祭の華ともいえるレッドカーペットイベントが終了した直後の21日午後7時すぎ、シアターコクーンでは特別招待作品『王の男』が主演のイ・ジュンギとイ・ジュンイク監督を迎えて上映され、会場は海外からの遠征組を含む女性ファンたちと予想を越えて殺到したマスコミで埋め尽くされた。
自ら最初のあいさつをかってでたイ・ジュンギは、日本で撮影中の映画『ヴァージンスノー』のために女形っぽさが抜けた様子で「東京国際映画祭の開催おめでとうございます」と流ちょうな日本語であいさつ。日本のファンの前に初めて姿を現した心境を「こんなにたくさんの方に来ていただけるとは思っていませんでした。とても気分をよくしています」と話した。ファンからは途中何度も韓国語で声がかかっていたが、日本語で「カッコイイ!」と言われると「Yes!」と答えて会場が爆笑に包まれる一幕も。
イ・ジュンイク監督は作品のアプローチを聞かれ「自由ではないけれどもどうにか自由に生きたいという、現代にも通じる心の内面を描きたかった」と答え、完成した作品の魅力として「自分のことを理解してくれる人に感謝の気持ちをもって、その人のためにベストを尽くして生きるということが描けたと思います」と数々の映画賞を獲得した理由を推測した。
「女性の身のこなしや手の動きを観察して、特に繊細な眼の動きに気をつけて役になりきることができました」と自信を見せたイ・ジュンギ。ファンに何度も手を振って応えながら「これからも皆さんとお会いしたいので、できるだけたくさんの良い映画に出て頑張っていこうと思います」と結んだ。
『王の男』は12月9日より新宿ガーデンシネマほかにて公開。
『王の男』オフィシャルサイトkingsman.jp