授賞式へと向かう菊地凛子がキムタクに一言
第79回アカデミー賞
23日、『バベル』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた菊地凛子が、ノミネートされて以来、初めて日本のマスコミ向けの会見に姿を現した。ロサンゼルスで開催される授賞式へと出席する直前だったため、急きょ会見は成田空港で行われた。
アカデミー賞授賞式という、世界が注目する晴れの舞台に出席する菊地。意気込みについて聞かれると、名前が凛子になぞらえて「凛とした気持ちで臨みたい」と頼もしい答えが返ってきた。
芸能界からも多数激励の言葉が寄せられているようで、以前コマーシャルで共演した木村拓哉もその一人。記者から「木村さんは菊地さんが賞を受賞したら、プレゼントを渡したいそうですよ」と伝えると、それまでのまじめな表情と打って変わって「えっ! 本当? 期待しちゃおうかな(笑)」と木村からの激励に本当にうれしそうな笑顔で応えた。
菊地について気になるのは、やはり授賞式当日に着るドレス。いままで出席した海外の映画祭では、奇抜なドレスを着がちな菊地だが、アカデミー賞では一体? 「その日の気分で決める」らしく、どんな衣装かは当日までのお楽しみだそうだ。ちなみに、この日の菊地は、大きな日の丸がプリントされたマントのようなジャットを着用。気分はまさに“日本代表!”だった。
最後に「行ってきます!」と明るく手を振り、背中の日の丸をたなびかせながらさっそうと会場を後にした。
『バベル』は4月28日よりスカラ座ほかより全国公開。
『バベル』オフィシャルサイトbabel.gyao.jp