助演男優賞を『リトル・ミス・サンシャイン』のアラン・アーキンが受賞
第79回アカデミー賞
ロサンゼルス25日(日本時間26日)、第79回アカデミー賞の最優秀助演男優賞は、『リトル・ミス・サンシャイン』のアラン・アーキンが受賞した。
候補には、エディ・マーフィ、ジャイモン・フンスー、マーク・ウォルバーグなど、そうそうたるメンバーが名を連ねていたが、『リトル・ミス・サンシャイン』のドラッグ中毒で、卑猥なことも平然と言ってしまう過激な祖父役での個性的な演技が高い評価を集めた名優、アラン・アーキンが受賞した。
38年ぶりのノミネートで、ついにオスカーを手にしたアランは、「本当に感動しています。こんなに小さな作品を、こんなに評価していただいて、とてもうれしい。わたしは、チームスポーツとして映画作りに励んでいますが、映画に関わったすべてのスタッフに感謝したいです」と、震える声で喜びを語った。
『リトル・ミス・サンシャイン』はアメリカの変わり者一家が、末っ子のオリーブが補欠合格した、ミスコン出演のために小さなワゴン車で旅に出る姿をブラック・ユーモアたっぷりに描いたロード・ムービー。サンダンス映画祭では、スタンディング・オベーションを受けるほど絶賛され、全米でも記録的なロングランヒットとなった。
(協力:WOWOW)