竹内結子「許さない」という言葉にいろいろな感情を込めた
第20回東京国際映画祭
20日、渋谷Bunkamuraオーチャードホールで、第20回東京国際映画祭オープニング上映作品『ミッドナイト イーグル』の舞台あいさつが行われ、大沢たかお、竹内結子、玉木宏、藤竜也、そして成島出監督が登壇した。
六本木で行われたオープニングイベントに出席した後、渋谷に直行した『ミッドナイト イーグル』チームは、上映終了後に沸き起こった大拍手にホッと一安心した様子。冬山での過酷なロケ撮影など、苦労が多かった作品だけに感慨もひとしおだったようだ。ある偶然から、国家の安全を守る使命を背負った主人公を演じる大沢たかおは「ヒーローというよりは、気負わず等身大で演じた」と役柄について語った。
{link text="(この映画の写真ギャラリーはこちら)"url="http://cinematoday.jp/movie/gallery/T0005606"}
一方、主人公の義妹を演じた竹内結子は、劇中で大沢に対して発する「許さない」というセリフについて、「いろいろな感情を込めた。ご覧いただいた人によって解釈が変わってくると思います」とコメント。観客に対しては「皆さんが、この映画を日本で初めてご覧になったお客様。気に入っていただければ、劇場にも足を運んでください」と出演作をアピールしていた。
『ミッドナイト イーグル』は邦画史上最大級のスケールで製作された山岳サスペンスアクション。先日、ロサンゼルスでワールドプレミアが行われるなどハリウッドでも話題になっている大作だが、東京国際映画祭という舞台でオープニング上映されることでよりワールドワイドに注目を集めそうだ。
第20回東京国際映画祭は、六本木を中心に20日から28日まで開催される。
オフィシャルサイト tiff-jp.net