市原隼人は怖い? 共演者をどなりつけたことを告白
第20回東京国際映画祭
25日、第20回東京国際映画祭開催中のTOHOシネマズ六本木ヒルズで、「日本映画・ある視点」部門に出品されている『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』の舞台あいさつが行われ、市原隼人、関めぐみ、浅利陽介、北村拓司監督、そして劇中に登場するチェーンソー男が登場した。
撮影中のエピソードを披露した市原は、共演の浅利をどなりつけたことを告白。これに対して浅利は「僕が悪いんです。撮影中に居眠りしてしまって……」と恐縮した様子だった。もちろん、それは2人の仲がいいからこそ。現場が何でも言い合える雰囲気だったことが伝わるエピソードだった。
また、迫力あふれるワイヤーアクションが見どころの1つになっている本作。チェーンソー男と壮絶なバトルを繰り広げる関は「今回は特にアクションを頑張りました。これほど飛んだことはない!」と撮影を振り返った。また、派手な立ち回りにも挑戦し、すっかりアクションの撮影にハマったとコメントした。
舞台あいさつ中、観客が最も気になったことといえば、無言のまま、不気味に立ち尽くすチェーンソー男の存在だった。司会者も何とか“彼”からコメントを取ろうとしたが、ことごとく失敗。隣に立つ浅利も困った様子で「黙ってればいいと思ってるでしょ?」と苦笑いしていた。
『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』は平凡な高校生(市原)と謎めいた制服の美少女(関)が、チェーンソーを振り回す不死身の男との戦いに巻き込まれる異色の青春ストーリー。CMディレクター北村拓司の長編初監督作品である。
第20回東京国際映画祭は、六本木ヒルズと渋谷Bunkamuraをメーン会場に20日から28日まで開催される。
東京国際映画祭オフィシャルサイト tiff-jp.net
『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』は2008年正月より全国公開
オフィシャルサイト nega-chain.com