四川へ一分間の黙とう…四川の労働者を描いた映画上映
第61回カンヌ国際映画祭
第61回カンヌ国際映画祭にて中国ジャ・ジャンクー監督の映画『二十四城記』(原題)の公式会見が現地時間17日に行われ、その席上ジャ監督の提唱により、中国・四川で行った大地震の犠牲者に対してキャスト及び記者全員で一分間の黙とうが捧げられた。
同作品は、2007年に40年間の歴史に幕を閉じた、中国・四川の成都にある航空機エンジン工場の閉鎖直前の様子や、労働者たちのドラマを描いたセミ・ドキュメンタリー。プロデューサーを務めた「オフィス北野」市山尚三氏によると、今回の地震で現地スタッフなどに犠牲者はでなかったものの、出演者の一人である俳優チェン・ジェンビンが成都空港閉鎖のためにカンヌ入りできなかったという。
同作品で女性労働者を演じたジョアン・チェンは会見で「この映画が広まることで、四川の普通の人たちに何が起こったのを知って欲しい。私の父も、夫の家族も四川出身です。四川の人たちのために、義援金を送りた
い」と神妙な面持ちで語った。(取材・文:中山治美)
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