エミリー・ブラント、ジャック・ブラック主演の映画版『ガリヴァー旅行記』へ出演！『アイアンマン2』への出演はなし？

　映画『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』のエミリー・ブラントが、20世紀フォックスにより再映画化されるジョナサン・スウィフトの古典「ガリヴァー旅行記」へ出演するとハリウッド・レポーター紙が伝えた。同作は、ジャック・ブラック主演で「ガリヴァー旅行記」を再想像して映画化するもので、紀行作家のレミュエル・ガリヴァーがバミューダ諸島への旅の途中で小人たちが住むリリパット国を発見するアドベンチャーだ。映画『寝取られ男のラブ♂バカンス』のジェイソン・シーゲルが出演交渉中で、アニメ映画『シャーク・テイル』のロブ・レターマン監督がメガホンを取る。

　エミリーが映画版『ガリヴァー旅行記』へ出演するとなると、出演が決まっていた大ヒット映画『アイアンマン』の続編へ出演できないのではといわれている。『ガリヴァー旅行記』は3月末からイギリスで撮影が開始される予定で、対する『アイアンマン2』は4月からカリフォルニア州で撮影開始の予定だ。

　『アイアンマン2』のキャストに関しては、先日サミュエル・L・ジャクソンが出演料が低すぎるということで降板を明らかにしたばかり。また、『アイアンマン2』に悪役での出演が決まっているミッキー・ロークは、出演料として提示された金額はたった25万ドルだったことを明らかにしている。『ザ・レスラー』（原題）で今年のアカデミー主演男優賞最有力候補といわれているミッキーに対してあまりにも低い出演料ではないかと、製作するマーベル側のケチぶりには疑問の声が上がっている。もし、エイミーも出演料の問題で『アイアンマン2』ではなく『ガリヴァー旅行記』へ乗り換えたのなら、『アイアンマン2』のキャストはこれからも減っていくのではなかろうか。