オタキング岡田氏が大絶賛!映画『ウォッチメン』の原作が凄いことになっている!
映画『ウォッチメン』の日本公開を記念して、長らく絶版状態だった原作グラフィックノベルが豪華完全保存版として再発売され、オタキングこと岡田斗司夫氏も大絶賛のコメントを寄せている。
映画『フロム・ヘル』『Vフォー・ヴェンデッタ』などの映画化作品も多いアラン・ムーアによる原作「ウォッチメン」は、巧妙なストーリー展開と作画を担当したデイヴ・ギボンズによるダイナミックなアートワークによって、数々の賞に輝いたグラフィックノベルだ。
12の章で構成され、各章にはウォッチメンのバックグラウンドを知ることができる架空の記事や、劇中に登場する自伝本の抜粋やインタビュー記事などがあり、作品世界により深みを与えている。さらに劇中には歴史的人物の引用文や新聞の見出し、映画の看板などが効果的に使われており、原作を読めば読むほどわかる徹底した作り込みに驚かされる。
日本では1998年に日本語版が一度出版されたが、今回発売されたものはその豪華完全保存版となっている。ちなみに2月27日に発売されたばかりだが、すでに重版が決定しており、岡田氏も本作に対して「『日本のコミックは世界イチ』と浮かれるなかれ。とんでもない黒船がやってきた。世界一のSFコミックに戦慄した!」と大絶賛のコメントを寄せている。デジタルでの再カラーリングはもちろんのこと、特典として「ウォッチメン」誕生までの資料や、コンセプトアート、アランの原作原稿、アランとデイヴによるコメントなど、本編以外にたくさんの見どころが詰まった一冊となっている。
映画『ウォッチメン』は3月28日より丸の内ルーブルほかにて全国公開