ヴェネチア国際映画祭栄誉金獅子賞に『カールじいさんの空飛ぶ家』のスタッフが!
第66回ヴェネチア国際映画祭
『モンスターズ・インク』のピート・ドクターと『ファインディング・ニモ』の脚本家ボブ・ピーターソンが共同で監督を務める3Dアニメ映画『カールじいさんの空飛ぶ家』のジョン・ラセターとディズニー、ピクサーの監督たちが第66回ヴェネチア国際映画祭で栄誉金獅子賞を受賞した。
『カールじいさんの空飛ぶ家』は、冒険家への夢をあきらめ切れずにいる78歳の老人に、驚きの出来事が巻き起こる冒険ロード・ムービー。カールじいさんの声を『アパッチ砦・ブロンクス』のエドワード・アズナーが、カールの相棒となる少年ラッセルの声を新人のジョーダン・ナガイが担当する。
この賞は2005年に宮崎駿が受賞している文字通り栄誉ある賞。過去にスティーヴン・スピルバーグやウディ・アレンも受賞している。今回は個人ではなく、ジョン・ラセターとディズニー、ピクサーの監督たちという団体で受賞しており、これは異例なことといえよう。
この賞は、ヴェネチア映画祭の会期中に、ヴェネチア、リドのパラッツオ・デル・チネマのサラ・グランデで開催される特別式典でジョン・ラセターや、ピクサーの精鋭スタッフであるブラッド・バード、ピート・ドクター、アンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチに授与される予定だ。
第66回ヴェネチア国際映画祭9月2日から12日まで開催