超大作映画『アバター』あわやネタばれ?シガーニー・ウィーヴァーがピシャリと突っ込む!
第22回東京国際映画祭
18日、東京国際映画祭が開催中の東京ミッドタウンにて、映画『アバター』来日記者会見が行われ、キャストのサム・ワーシントン、シガーニー・ウィーヴァー、ゾーイ・サルダナ、そしてプロデューサーのジョン・ランドーが出席した。
監督のジェームズ・キャメロンは現在も本作の製作中で、今回の来日はかなわなかった。映画『エイリアン2』でキャメロン監督と仕事をしているシガーニーは、「監督は常に自分に過酷な任務を与え、独創的で、心わき立つ映画を作れる人」と絶賛。本作については、「映像を観て驚きました。今までの立体映画というのは非常にショッキングな映像を並べ立てているだけのものが多かったのですが、これは3Dで撮った、初めてのシリアスなドラマでもあるんです」と特殊効果だけでない、深みのある物語であることを強調した。
また、主演のサムはプレッシャーの有無について聞かれると「ありません」ときっぱり表明。「プレッシャーを感じるのはその映画に誇りを持っていないからではないか。自分は監督の作品の一部であることに誇りを持っている。彼は血と汗と涙のすべてを作品に注いだし、僕も同じようにささげたつもり!」と熱っぽく語る様子から、監督をとても尊敬している様子がうかがえた。
最後に、いまだ全ぼうが明らかになっていない本作について、プロデューサーのジョンが今明かせる範囲であらすじを語った。しかしそれが延々と続いたため、隣のシガーニーが「そんなにしゃべっていいの?」と軽くツッコミ。するとジョンが「(キャメロン監督の過去作)『タイタニック』だって、最後に沈むのがわかってたからいいんだよ!」と言い返し、記者たちを笑わせていた。
『アバター』は、映画『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が長編映画としては、12年ぶりにメガホンをとった3D映像のアクション・アドベンチャー。パンドラという惑星を舞台に、その星にやって来た人類と、もともと住んでいた者たちとの戦闘を壮大なスケールで描く。
映画『アバター』は12月18日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開