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制作費135万円から96億円ものヒット!『パラノーマル・アクティビティ』でアメリカン・ドリームをつかんだ男が来日決定!

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映画『パラノーマル・アクティビティ』より
映画『パラノーマル・アクティビティ』より - (C) 2009 Oren Peli d.b.a. Solana Films.

 約135万円の制作費にもかかわらずアメリカで96億円を稼ぎ出した映画『パラノーマル・アクティビティ』のオーレン・ペリ監督の来日が決定した。

映画『パラノーマル・アクティビティ』

 とある一軒家に住む若いカップルが、自分たちの住む家に起こっている何かを撮影するためにビデオカメラを設置し、夜な夜な起こる怪現象を暴こうとするPOV(ポイント・オブ・ビュー/主観映像演出)スリラー。たった7日間の撮影で生まれた低予算作品にもかかわらず、ふたを開けたら予想外の大ヒットを記録したモンスター級映画だ。スティーヴン・スピルバーグ監督がオリジナル版のあまりの怖さにリメイクを断念したという逸話も話題となった。

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 制作費の約7千倍もの興行収入をたたき出し、正真正銘のアメリカン・ドリームをつかんだイスラエル出身、38歳のペリ監督。19歳でアメリカに移住した後、ソフトウェアデザイナーとして活躍。そのスキルを活用してアニメーションプログラムやゲームソフトなどを開発し、監督・脚本・製作・編集を務めた本作で映画監督デビューを飾った。

 ちなみに制作費約135万円の内訳は、ソニー製のビデオカメラや機材の購入費(約36万円)、編集用のパソコン代(約35万円)、出演者ギャラ(約13万円)、交通費・宿泊費(約10万円)、 食事代(約5万円)、スピルバーグ監督のアドバイスに基づく追加撮影(約35万円)など。たった1本の低予算作品で映画史に名を残す存在になろうとは、ペリ監督自身予想だにしなかっただろう。

 爆発的ヒットはアメリカだけに留まらず、オーストラリアやイギリスでも初登場ナンバーワンに輝くなど、その勢いは衰えることを知らない。作品同様一躍時の人となったペリ監督の来日は2010年1月24日の予定だ。

映画『パラノーマル・アクティビティ』は2010年1月30日より全国公開

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