平均年齢15歳！アイドルユニット・ももいろクローバー、突然鳴り響くお経に大絶叫!!
13日、池袋シアターグリーンでホラー映画『シロメ』の初日舞台あいさつが行われ、主演のアイドルユニット・ももいろクローバーのメンバー6人と白石晃士監督が登壇した。
『シロメ』は、平均年齢15歳のアイドルユニット、ももいろクローバーが映画の撮影と知らぬまま、ロケ企画だと思い込み、撮影に臨んでその怖がる様子を記録したフェイク・ドキュメンタリー。監督の意向で、ももクロは映画の撮影ということを知らされないまま撮影を終えたという。
映画と知らせずに撮影を進めた意図について監督は、「知らせない方が、メンバーの活きの良い表情やリアクションが撮れると思ったので。ある意味人体実験ですが、そういう手法をスターダストさん（ももいろクローバーの所属事務所）が認めてくれたので、撮らせてもらいました（笑）。予想をはるかに超えるリアクションをしていただけて監督冥利（みょうり）に尽きます」とご満悦の表情。
映画の撮影だったことを知らされたのは製作発表会で、そのときの心境をメンバーの佐々木彩夏は「ドッキリでほっとしたのと、だまされた悔しさが入り混じった複雑な気分でした（笑）。けれど映画だったので、こんなうれしいドッキリはないなって思います！」とアイドルらしく笑顔で答えた。
舞台あいさつ終盤、いきなり会場にお経が流れ始め、ももクロは悲鳴を上げて舞台を逃げ惑い、幽霊が出てくるのかとおびえていたが、出てきたのは映画にも出演している霊媒師の2人。ももクロはほっとした様子で花束を受け取り、最後は映画に登場する謎の化け物、“シロメ”様に向かって、今年の紅白出場を祈願した。
映画『シロメ』は池袋シアターグリーンほか順次公開中