『ダークナイト』続編の最新ビジュアルが公開!シリーズで初めて昼間の戦闘があることが明らかに!
世界的メガヒット作『ダークナイト』の続編にして完結編の映画『ダークナイト ライジング』の最新ビジュアルが公開され、本作ではシリーズ史上初めて昼間の戦闘シーンが描かれていることが明らかになった。前作の8年後を舞台にした本作で、ついに<ダークナイト>=闇の騎士がそのベールを脱ぐことになる。
新たに公開されたのはクリスチャン・ベイル演じるブルース・ウェインが漆黒のバットスーツを前に、決意を新たにしている場面。撮影を終えたベイルが「もうスーツを着る機会はないだろう」と明言しているほか、クリストファー・ノーラン監督も主人公の死を示唆するような発言しており、ここにとらえられた表情にどんな決意が込められているのかが本作の一つのキーとなりそうだ。
また、ファンならばよく知っているように『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』では一貫して闇の中での戦闘しか描かれなかった。だが、本作ではついに日の光の下で戦いが展開されることに。それはつまり、主人公の<ダークナイト>=闇の騎士が、公衆の面前に立たされることを意味する。このことはノーラン監督も認めており、昨年ニューヨーク・ウォール街で行われたロケでもその一部が報道陣の前にお披露目されている。
『バットマン ビギンズ』でのブルースとレイチェルの関係、そして『ダークナイト』のトゥーフェイスが象徴するように、本シリーズでは正体を隠していることがテーマと密接に関係していた。本作でも新キャストのマリオン・コティヤールやジョセフ・ゴードン=レヴィットなどの役柄はまだ伏せられており、そこに大きなサプライズが仕掛けられているのではないかと見る向きも少なくない。
闇の世界を抜け出し、すべての真実が白日の下にさらけ出されたとき、ダークナイトがいったいどんな戦いを繰り広げるのか。現在進行形で築き上げられた伝説が、まもなくその全ぼうを現す。(編集部・福田麗)
映画『ダークナイト ライジング』は7月28日より丸の内ピカデリーほか全国公開