V2の『テルマエ・ロマエ』早くも20億円突破でGW制す!『宇宙兄弟』もロケットスタート!
映画週末興行成績
ゴールデンウイーク最終日と重なった国内興行ランキングは、『テルマエ・ロマエ』が2週連続で1位を獲得。土日2日間で動員40万4,240人、興収5億4,745万9,350円を記録した。興収前週比は126.6パーセントという驚異的な成績。2週目にして早くも動員174万9,012人、興収22億2,318万4,700円を記録している。
2位には小栗旬、岡田将生主演の『宇宙兄弟』が初登場。全国322スクリーンで公開され、土日2日間の成績は、動員28万5,341人、興収3億8,232万6,100円。男女比は47対53とほぼ半々で、年齢別では20代が26.3パーセント、16~19歳が21.8パーセント、30代17.0パーセント、40代16.7パーセントと幅広い層が支持。職業別では会社員が約半数の48.7パーセントを占めた。
鑑賞の動機としては、「原作が好き」20.4パーセント、「アニメが好き」12.4パーセント、「夢を追いかける話だから」9.7パーセント、「兄弟のキャスティング」7.6パーセント、「宇宙がテーマだから」5.4パーセントとなった。52.5パーセントの層が原作を読んだと答えるなど、原作ファンの注目を集めた模様。配給元の東宝では「興収25億円! さらにその先に向けて大ヒットスタート」としている。
土日興収3億円を超えた『名探偵コナン 11人目のストライカー』は3位で、興収前週比は105.6パーセント。累計動員は237万144人、興収が28億811万9,500円となり、動員200万人、興収25億円を突破した。4位の『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』はワンランクダウン。5位は『僕等がいた 後篇』。累計動員101万3,052人、累計興収12億6,189万6,200円で、動員100万人、興収10億円を突破した。
6位『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』は興収前週比117.1パーセントを記録し、ワンランクアップ。7位は『わが母の記』、8位『劇場版 SPEC~天~』、9位『バトルシップ』、10位『HOME 愛しの座敷わらし』、11位『タイタンの逆襲』という結果になった。
今週末は、『幸せの教室』『貞子3D』『恋と愛の測り方』『映画 紙兎ロぺ ~つか、夏休みラスイチってマジっすか!?~』『キラー・エリート』『レンタネコ』『ポテチ』『フェイシズ』『隣る人』『ロボット』などが公開となっている。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)