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アカデミー賞外国語映画賞、日本代表作品はナシ!候補9作品が決定!

第85回アカデミー賞

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『愛、アムール』
『愛、アムール』 - (C) 2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinema - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk - Westdeutscher Rundfunk

 アカデミー賞外国語映画賞のショートリスト9作品がOscar.orgによって発表された。

映画『愛、アムール』場面写真

 これは、来年に行われる第85回アカデミー賞外国語映画賞のノミネート5作品の対象となる9作品のショートリスト。日本代表に選ばれた、ヤン・ヨンヒ監督『かぞくのくに』は惜しくもリストから外れた。ノミネートの対象となる最終選考は選考委員会によって1月4日~1月6日に対象となった9作品をまとめて鑑賞し、投票によって選考する。そして、その結果となる5作品は来年の1月10日サミュエル・ゴールドウィン・シアターで5時半(米西海岸時間)に発表される。最初に世界各国から71作品が対象作品として提出されていた。

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 下記が対象となる9作品。

(オーストリア)ミヒャエル・ハネケ監督  『愛、アムール
(カナダ)キム・グエン監督  『ウォー・ウィッチ(英題) / War Witch』
(チリ)パブロ・ラライン監督  『ノー(原題) / No』
(デンマーク)ニコライ・アーセル監督  『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮
(フランス)エリック・トレダノ監督、オリヴィエ・ナカシュ監督  『最強のふたり
(アイスランド)バルタザール・コルマウクル監督  『ザ・ディープ(英題) / The Deep』
(ノルウェー)エスペン・サンドベリ監督、ヨアヒム・ローニング監督 『コンティキ(原題) / Kon-Tiki』
(ルーマニア)クリスティアン・ムンジウ監督  『汚(けが)れなき祈り
(スイス)ウルスラ・メイヤー監督  『シスター(英題) / Sister』

 今のところ、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したミヒャエル・ハネケ監督の『愛、アムール』がオスカー最有力とみられているが、『最強のふたり』の世界的な興行記録、さらに批評家の間ではニコライ・アーセル監督の『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』、バルタザール・コルマウクル監督の『ザ・ディープ(英題)』なども評価が高く、かなり選考が難しくなる投票になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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