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大混戦の予感!第70回ゴールデン・グローブ賞授賞式の見どころは?

第70回ゴールデン・グローブ賞

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大混戦の中、栄光に輝くのは!?
大混戦の中、栄光に輝くのは!? - (C) HFPA

 第70回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が、いよいよ1月13日(現地時間)に行われるが、映画・テレビ両部門共に、例年にない混戦が予想される今回の見どころに迫った。

 映画の部で最も注目されるのは、やはり作品賞(ドラマ部門)だろう。全米各地の批評家賞などの賞レースが始まるころは最有力といわれていた『アルゴ』に対し、今回最多7部門のノミネートを果たした『リンカーン』や、ビンラディン殺害を描いた『ゼロ・ダーク・サーティ』が猛追。この作品賞の行方に合わせて、監督賞や男優・女優賞も大きく変動しそうだ。

 男優賞では、ミュージカル・コメディー部門を含めてすでに7度目のノミネートとなるダニエル・デイ=ルイス(『リンカーン』)の受賞に期待がかかるし、助演男優賞・女優賞ではレオナルド・ディカプリオ(『ジャンゴ 繋がれざる者』)や、アン・ハサウェイ(『レ・ミゼラブル』)といった人気スターたちが、アカデミー賞の屈辱を晴らすためにも、あるいはアカデミー賞への弾みをつける上でも、受賞に望みを懸ける。

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 一方、テレビの部で注目なのは、昨年もドラマ部門での作品賞や、クレア・デインズの主演女優賞を受賞し、今年も4部門にノミネートされた「HOMELAND」が軸になりそう。ジュリアン・ムーアケヴィン・コスナー、そして映画の部と両方でノミネートされているニコール・キッドマンなど、テレビの部での候補者もビッグスターが名を連ねているので、受賞の結果以外にも、華やかなレッドカーペットが楽しみだ。

 昨年まで3年連続して司会を務め、強烈なブラックジョークが話題を集めたリッキー・ジャーヴェイスに代わり、今回はティナ・フェイエイミー・ポーラーという人気コメディエンヌが司会。女性コンビという新鮮な授賞式になりそう。今年は例年と違って、アカデミー賞のノミネート発表後の授賞式となるので、アカデミー賞のノミネーションと対比させながら式を見守るのも面白いかもしれない。(文:斉藤博昭)

「第70回ゴールデン・グローブ賞授賞式」は1月20日(日)よる8:00~10:30にAXNで放送

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