ADVERTISEMENT

『ワイルド・スピード』新作、大爆走で2週連続ナンバーワン!

全米ボックスオフィス考

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
「第6作目でも勢いは止まらないぜ!」 -映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』より
「第6作目でも勢いは止まらないぜ!」 -映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』より - (C) Universal Pictures

 映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』が、ウィル・スミスジェイデン・スミス親子の新作を蹴散らして2週連続で首位をキープした。先週に比べ興収は落ちたものの、3,516万ドル(35億1,600万円)をたたき出し、公開から10日でトータルの興収は、1億7,100万ドル(約171億円)となり、2億ドル(約200億円)も間近に迫っている。(1ドル100円計算)

2週連続トップとなった映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』場面写真

 続いて第2位に躍り出たのが、初登場の映画『グランド・イリュージョン』である。人気マジシャングループが、ラスベガスの舞台に立ちながらパリの銀行から大金を奪うというトリックを披露したことから始まるサスペンス。小粒ながらストーリーの新鮮さが受け、2,925万ドル(約29億2,500万円)をたたき出した。

ADVERTISEMENT

 一方、思ったような成績を残せなかったのは、初登場第3位のSF映画『アフター・アース』で、2,752万ドル(約27億5.200万円)だった。第4位は、ワンランク落ちで映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の1,678万ドル(約16億7,800万円)。第5位は、ファミリーアニメ映画『エピック(原題) / Epic』で1,662万ドル(約16億6,200万円)となった。

 今週のランキングで驚きだったのは、高い人気を誇るシリーズの新作映画『ハングオーバー!!! 最後の反省会』が、封切り後2週目にして先週の第2位からすでにトップ5圏外まで落ちてしまったということ。現時点での興収は、シリーズ前作の公開後同時期と比べ、半分にも至っていない……。

 来週のランキング予想だが、コメディー映画『ザ・インターンシップ(原題) / The Internship』、そしてイーサン・ホーク出演のホラーサスペンス映画『ザ・パージ(原題) / The Purge』という、ちょっと派手さのないラインナップから推測するに、『ワイルド・スピード EURO MISSION』が、このまま3週連続でトップをキープする可能性あり。(ロス取材・文: 明美・トスト / Akemi Tosto)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT