キャプテン・アメリカとブラック・ウィドウの関係にも注目?マーベルの新作がコミコン登場!
コミコン2013
現地時間20日、米サンディエゴで開催された「コミコン・インターナショナル」で、米マーベル・スタジオズのパネルディスカッションが行われた。会場では、同社の新作映画『ソー:ザ・ダーク・ワールド(原題) / Thor:The Dark World』『キャプテン・アメリカ:ザ・ウィンター・ソルジャー(原題) / Captain America: The Winter Soldier』の新たな映像が披露され、ファンの大歓声を受けた。
パネルは、マーベルの全作品に携わる敏腕プロデューサー、ケヴィン・フェイグの登壇からスタート。直後、会場が暗くなり、『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』で悪役ロキを演じたトム・ヒドルストンが、コスチューム姿で登場。威厳を感じさせる美声で、6,500人の観衆を熱狂の渦に巻き込んだ。これほど観客をのせるのがうまいのは、アイアンマンを演じるロバート・ダウニー・Jrくらいではないだろうか。
そのロキも登場する『ソー~』の映像は、アクションの迫力が一段とパワーアップ。ナタリー・ポートマンふんするジェーンに、「これはニューヨークのお返しよ」と殴られたロキが「彼女を気に入ったよ」とクリス・ヘムズワース演じるソーに返す場面など、相変わらずユーモアもたっぷりで、観客の反応も上々。ソーがロキに痛めつけられる場面もあり、今作でも悪役ぶりを楽しめそうだ。
続く『キャプテン・アメリカ』のパネルでは、ジョー・ルッソとアンソニー・ルッソー兄弟監督、クリス・エヴァンス、ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソン、サミュエル・L・ジャクソンなどがステージに。新映像は、クリスふんするキャプテン・アメリカと数人の敵によるエレベーター内での壮絶なファイトシーンからスタート。キャプテンが苦戦しながら敵を倒すと、会場から大きな拍手が起こる。さらにスカーレットの華麗なアクションやロバート・レッドフォードの出演シーン、そして、ぼろぼろのシールドを手にしたウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)の登場に、観客は終始大興奮だった。
キャプテンとの関係についてスカーレットは、「彼らは数年間一緒に仕事をしてきている。『アベンジャーズ』では二人のやりとりはそれほど見られなかったけど、今回では、パートナーの関係を築いているのよ」とコメント。アクションのみならず、キャプテンとウィドウの関係も、大きな見どころとなりそうでとても楽しみだ。(取材・文:吉川優子)