松本人志が初のトロント映画祭入り!
第38回トロント国際映画祭
松本人志監督が現地時間11日、現在開催中の第38回トロント国際映画祭に参加するため、最新作『R100』に出演している俳優の大森南朋と渡部篤郎と共にトロント入りした。日本から12時間という長旅になったが、松本監督は「日本の航空会社だと聞いていたが、スタッフにだまされて、思いっきりカナダの航空会社だったので(注:エア・カナダ)、映画など観られず機内では全然楽しめなかった」と冗談を飛ばすなどトロントでも絶好調だった。
映画『R100』より寺島しのぶ、佐藤江梨子ら6名のボンテージ写真
翌12日には三人そろって日本プレスの合同取材に出席。松本監督は、本作で3度目となるトロント映画祭への監督作出品ながら、実際に現地を訪れるのはこれが初めてということもあり「『大日本人』『しんぼる』が上映されていたときの映像を見て、ものすごく盛りあがっていたので楽しみです」とコメント。大森は「舞台あいさつが盛り上がると聞いているので観客のリアクションが本当に楽しみですね」、渡部は「新しい経験ができて感謝しています。楽しみたいと思います」とそれぞれに期待を寄せていた。
『R100』は13日午前0時から、エッジの効いた作品が集まるミッドナイト・マッドネス部門で上映され、上映後に三人は観客からの質問に直接答えることになる。海外映画祭では毎回現地ネタを取り入れたあいさつで観客を沸かしている松本監督は「いや~、大体考えておりますが、笑いをとらないといけないですかね(笑)。大森さんと渡部さんがいらっしゃいますので普通にしようかなとも思っています」とあいさつの内容については検討中であることを明かしていた。
同上映回では1,250席分のチケットが完売になったほか、舞台あいさつの予定がない13日午前11時30分からの上映回もすでに完売しているという。松本監督はすでに約10か国の海外メディアからの取材も受けており、現地でも高い関心をもって迎えられたといえそうだ。(編集部・市川遥)
映画『R100』は10月5日より全国公開
第38回トロント国際映画祭は現地時間9月15日まで開催