『パシフィック・リム』が初登場1位!ロボット&怪獣へのリスペクトで人気獲得!
週間レンタルランキング
12月16日付けのTSUTAYAレンタルDVD / ブルーレイランキングは『パシフィック・リム』が初登場で1位を獲得し、『ワイルド・スピード EURO MISSION』の連続首位記録は3週でストップした。レンタルに強いSFアクションという特性や、ギレルモ・デル・トロ監督が日本の特撮怪獣映画やロボットアニメへの多大なリスペクトを込めたという話題性が、幅広いユーザーにアピールしたようだ。
劇場公開から約4か月後というスピードリリースで、公開時の大量CMやパブリシティー露出の印象がユーザーに残っていたこともレンタル増の要因と思われる『パシフィック・リム』。お笑い芸人のケンドーコバヤシがブルーレイ&DVD発売記念イベントに出席し、メディアで広く取り上げられたことが一般ユーザーの関心度アップにつながっているようだ。
2位は先週と同じく『モンスターズ・ユニバーシティ』。3位は先週から2ランクダウンの『ワイルド・スピード』。『モンスターズ・ユニバーシティ』が『パシフィック・リム』の影響を受けずに2位にとどまる一方、先週トップの『ワイルド・スピード』は3位に下がった。興行でロングランヒットを記録した『モンスターズ・ユニバーシティ』の底力が表れたようだ。
首都圏限定公開作品ながら先週5位に初登場した『クロニクル』は6位と健闘している。主演のデイン・デハーンは来年公開の『アメイジング・スパイダーマン2』にハリー・オズボーン役で出演しており、この話題性もユーザーの関心を高めていると思われる。同じく先週初登場した『俺はまだ本気出してないだけ』は6位から9位、『リアル~完全なる首長竜の日~』は7位から14位にダウンした。レンタルにおいて邦画はコアユーザーの関心が低く、2週目も巻き返しはならなかった。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『パシフィック・リム』(初登場)、2位『モンスターズ・ユニバーシティ』(2位)、3位『ワイルド・スピード EURO MISSION』(1位)、4位『アフター・アース』(3位)、5位『エンド・オブ・ホワイトハウス』(4位)、6位『クロニクル』(5位)、7位『テッド』(8位)、8位『藁の楯 わらのたて』(9位)、9位『俺はまだ本気出してないだけ』(6位)、10位『グランド・マスター』(10位)
今週は18日に『マン・オブ・スティール』、20日に『ワールド・ウォー Z』がレンタル開始。これらの順位と共に『パシフィック・リム』が2週連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)