『ロッキー』対『レイジング・ブル』実現!スタローン&デ・ニーロ共演のボクシング映画が公開決定!
シルヴェスター・スタローンとロバート・デ・ニーロが、永遠のライバルであるボクサー役でダブル主演を務める最新作が、『リベンジ・マッチ』のタイトルで来年4月に日本公開されることが決定した。二人は現地時間16日、米ニューヨークで行われたプレミアで貴重なツーショットを披露。スタローンが本作への自信を語った。
映画『ロッキー』シリーズでロッキー・バルボアを演じたスタローン、そして『レイジング・ブル』で実在の人物ジェイク・ラモッタにふんしたデ・ニーロ。ボクシング映画史に残る名キャラクターを演じた二人が、ライバル同士のボクサーとして再びリングに立つのが本作だ。
彼らが演じるのは、若き日に激しい戦いを繰り広げたボクサーのヘンリー・“レイザー”・シャープ(スタローン)とビリー・“ザ・キッド”・マクドネン(デ・ニーロ)。最終決戦を前にリングを降りた二人が、すっかり老体となった30年後に決着をつけるため、最後の戦いに挑む姿を描いたアクションコメディーで、67歳のスタローンと70歳のデ・ニーロによるボクシング対決も見どころとなっている。
アーノルド・シュワルツェネッガーと本格共演した『大脱出』に続き、映画ファンの夢をかなえる企画を実現したスタローンは、プレミアでも「素晴らしい映画ができました」と大満足。また日本のファンに「しばらく日本に行くことができていないけど、この映画のためにぜひ行きたいと思っているよ」と約束し、デ・ニーロとそろっての豪華来日に期待を持たせた。
この伝説的な一本のメガホンを取ったのは、『50回目のファースト・キス』『ゲット スマート』などコメディー映画に定評のある名匠ピーター・シーガル監督。二人の起用について監督は「コメディーだとしても、この映画にはリアリティーのある戦いのシーンが必要だった。60代以上の俳優でやることを考えたとき、ジェイク・ラモッタとロッキー・バルボアを演じた彼ら以外に考え付かなかったんだ」とコメント。多くの映画ファン同様「子どもの頃からの夢の組み合わせさ」と目を輝かせながら語っている。(編集部・入倉功一)
映画『リベンジ・マッチ』は2014年4月全国公開