食に関わる映画と料理が楽しめる!「クリナリーシネマ」が人気
第64回ベルリン国際映画祭
ベルリン国際映画祭の食部門である「クリナリーシネマ」は、食に関わる映画とその映画をテーマにした料理が楽しめる部門だ。今年は手軽なストリートフードまでもがお目見えし、なかなかの人気となっている。
屋内市場マルクトハレ・ノインとスローフードベルリンのコラボによるこのイベントは、ミニバンの屋台が映画祭会場近くなどに連なるもの。ヌードルからバーガーまで国際色豊かなストリートフードが味わえる。開幕初日には、映画祭ディレクターのディーター・コスリックが顔を見せ、各店舗で試食するなど自らPRに励んだ。
食文化といえば日本ということで、例年、日本映画が注目されるクリナリーシネマ。今年は上戸彩&高良健吾出演の映画『武士の献立』が参加しており、観客の目とおなかを満たしてくれそうだ。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)
第64回ベルリン国際映画祭は16日まで開催