オスカー最多受賞の『ゼロ・グラビティ』をNASAが公式に祝福!
第86回アカデミー賞
第86回アカデミー賞で監督賞をはじめとした最多7部門を受賞した映画『ゼロ・グラビティ』をNASAが公式に祝福した。本作は、事故によって宇宙空間に放り出された宇宙飛行士(ジョージ・クルーニー)とメディカルエンジニア(サンドラ・ブロック)の決死のサバイバルを、究極の映像美で描いた作品だ。
NASAは授賞式が行われた現地時間2日、オフィシャルサイトで「NASAは第86回アカデミー賞授賞式でオスカーを受賞した映画『ゼロ・グラビティ』を生み出すことに関わった全ての人々、特に監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロン監督を祝福します」という声明文を発表。宇宙ステーションに滞在中の本物の宇宙飛行士たちからの祝福のメッセージも動画でアップしている。
その中には、日本人の若田光一さんの姿も。若田さんは英語で「時間を取って、宇宙ステーションで『ゼロ・グラビティ』を観ました。映画で描かれている素晴らしいビジュアルとイメージに感銘を受けました」とコメント。若田さんと共に宇宙ステーションに滞在しているリチャード・A・マストラキオ宇宙飛行士は「もちろん何物も本物の宇宙の美しさにはかないません」としながらも、「われわれは、世界中の観客に究極の宇宙空間を体験させたことでオスカーの栄誉に輝いた製作チームと俳優陣を祝福したいと思います。よくやりました!」と続けている。
『ゼロ・グラビティ』は第86回アカデミー賞で監督賞、作曲賞、視覚効果賞、編集賞、録音賞、音響編集賞、撮影賞の7部門受賞を果たした。(編集部・市川遥)
映画『ゼロ・グラビティ』は4月23日ブルーレイ&DVD発売、同日レンタル / オンデマンド配信開始