オスカーで痛恨のミス!ジョン・トラヴォルタがまさかの言い間違えを反省
第86回アカデミー賞
第86回アカデミー賞授賞式にプレゼンターとして出席した俳優のジョン・トラヴォルタが、晴れの舞台に立つ登壇者の名前を思い切り言い間違えてしてしまった、痛恨のミスを謝罪した。
こちらは日本語版! 映画『アナと雪の女王』主題歌「Let It Go」映像
現地時間2日に行われた授賞式でトラヴォルタは、アカデミー賞歌曲賞に輝いた『アナと雪の女王』のライブパフォーマンス前に登場。主題歌「Let It Go」を歌うイディナ・メンゼルの名前を紹介するはずが、「アデル・ダジームさんです!」と全く関係のない、謎の人物の名前を(?)呼んでしまった。
このミスはネットを中心に大きな話題となり、ツイッター上にはすぐさま、「アデル・ダジーム」というアカウントが出現。また、「君の名前をトラヴォルタ化しよう!」という趣旨で、入力した名前を全く違う呼び方に変換してしまう「アデル・ダジーム・ネームジェネレーター」機能が付いたサイトが作られるなど、大いに盛り上がった。
この騒動にトラヴォルタは、代理人を通じて声明を発表。痛恨のミスについて「自分を責め続けています」と反省の弁を述べると、「そして考えました……(名前を言い間違えた)イディナ・メンゼルなら何と言うだろうと。多分“Let It Go, Let It Go!”と言うんじゃないかな」と「Let It Go」の歌詞に絡めてコメント。この場合トラヴォルタは、「気にしないで」「まあいいわ」という意味で使用したと思われる。その上で同作が歌曲賞と長編アニメ賞を獲得したことに触れたトラヴォルタは「イディナは本当に才能あふれる人。『アナと雪の女王』が2つのオスカーに輝いて、心からうれしく思うよ!」と締めくくった。
またこの件を報じたpeople.comに関係者が語ったところでは、名前を間違えられたイディナはパフォーマンスに集中するあまり、現場では何が起きたのか理解していなかったという。また騒動についても「面白いと思ったみたいだよ」と関係者は証言。本人が気にしていないようで、トラヴォルタも一安心(?)だ。(編集部・入倉功一)