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渡辺謙、浅野忠信、三浦春馬らがそろい踏み!第19回釜山映画祭開幕

第19回釜山国際映画祭

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浅野忠信&二階堂ふみが登壇『私の男』
浅野忠信&二階堂ふみが登壇『私の男』 - Photo: Megumi Shibata

 第19回釜山国際映画祭(BIFF)が2日夜に開幕し、日本や韓国、欧米諸国から集まった映画人たちがレッドカーペットを華やかに彩った。

今年はドレスが地味に!?釜山国際映画祭レッドカーペットフォトギャラリー

 開催前から、映画人と映画ファンのための映画祭として「初心に戻る」姿勢を明らかにしていた今年のBIFF。「女優たちのセクシードレスばかりが話題となるようなオープニングセレモニーにはしたくない」とのイ・ヨングァン執行委員長の言葉に応えるかのように、韓国人女優たちの露出は例年よりも控え目に。レース使いの白いドレスが主流を占めるなか、『私の男』でBIFF初参加を果たした、二階堂ふみの鮮やかなブルーのドレス姿が際立っていた。

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 そのほか、日本人として初めてBIFFの司会に選ばれた渡辺謙をはじめ、今年も日本から多数の映画人が来場。後ろに並んだキム・ギドク監督から手を振られていた浅野忠信、『ザ・テノール 真実の物語』で実在の音楽プロデューサー役にふんした伊勢谷友介、日中合作映画『真夜中の五分前』を伴いBIFFを再訪した三浦春馬、夫の渡辺謙と共に前日入りした『さよなら歌舞伎町』の南果歩らが、大歓声とフラッシュを浴びた。

 熱い拍手に迎えられ大役を務めた渡辺と、ホン・サンス作品の常連女優で同じく司会のムン・ソリは、互いの功績を英語で紹介。マイク故障のアクシデントにもスマートに対処する渡辺に、プレス席からは感心の声が上がっていた。さらに音楽ゲストの夏川りみが「さとうきび畑」を熱唱して、会場の心を一つに。日本人としてのひいき目抜きに、ここ10年のBIFFの中で、最も素晴らしい式典の一つとなった。

 ヒョンビンとのW主演作『レイトオータム』のキム・テヨン監督と結婚したタン・ウェイ、主演最新作『マダム・ペンドク(原題)/ Madam Ppang-Deok』が好評なチョン・ウソン、『ウォーム・ボディーズ』のテリーサ・パーマー、イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェントの実娘で、女優や監督として活躍するアーシア・アルジェントらも参加している第19回釜山国際映画祭は、10月11日まで開催。(取材・文:柴田メグミ)

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