元ピクサー日本人スタッフの初監督短編、アカデミー賞にノミネート!
第87回アカデミー賞
現地時間15日、第87回アカデミー賞のノミネーションが発表され、短編アニメ部門に、制作会社ピクサーの元スタッフで日本人クリエイターの堤大介が初監督を務めた映画『ダム・キーパー』がノミネートされた。
本作は、『トイ・ストーリー3』『モンスターズ・ユニバーシティ』でアートディレクターを務めた堤&日系人アーティストのロバート・コンドウが共同で監督した18分のオリジナル作品。大気汚染に覆われた世界で、汚染された空気をダムの外側に追い出すことで人知れず街を守っていた豚の少年と、彼の人生を大きく変えるきっかけとなる天真爛漫(らんまん)なキツネの転校生の出会いを描く。
アカデミー賞短編アニメ部門に日本人監督作がノミネートされるのは、昨年の森田修平監督作『九十九』に続き2年連続。受賞となれば、第81回アカデミー賞短編アニメ部門に輝いた加藤久仁生監督作『つみきのいえ』以来、6年ぶりとなる。授賞式は、現地時間2月22日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。(編集部・市川遥)
第87回アカデミー賞授賞式は、2月23日(月)午前9時よりWOWOWプライムにて生中継(夜9時よりリピート放送)