国の復興計画を岩手の小さな漁村が拒否!ドキュメンタリー『赤浜Rock'nRoll』5月公開決定
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町赤浜地区の住民が、国と岩手・宮城・福島3県が進める巨大な防潮堤の整備計画を拒否し、海と生きてきた誇りや再生への意地を映し出すドキュメンタリー映画『赤浜Rock'nRoll』が5月に公開されることが決まった。
住民の挑戦やロックな生きざまが明らかに!『赤浜Rock'nRoll』フォトギャラリー
小さな漁村の住民は、津波から町を守る総延長約390キロの巨大な防潮堤になぜ「NO!」の一石を投じたのか? 本作ではその答えと、豊かな海の幸を消費者へ届けるために心血を注ぐ住民の挑戦やロックな生きざまが明らかになる。
阪神・淡路大震災から20年の節目を迎え、東日本大震災に対する国の復興計画についても議論が高まる中、「人間が作ったものは壊れる」「自然をないがしろにして復興はない」と訴える被災地住民の声を無視することはできない。(編集部・小松芙未)
映画『赤浜Rock'nRoll』は5月より新宿K's cinemaほか全国順次公開