エド・ウッド“史上最低映画”の主演俳優、死去
映画『プラン9・フロム・アウタースペース』などで知られる俳優グレゴリー・ウォルコットさんが20日(現地時間)、ロサンゼルス・カノガパークにある長年住み慣れた自宅にて、老衰のため死去したとThe Hollywood Reporterが報じた。享年87歳。
【写真】グレゴリー・ウォルコットさんもカメオ出演…伝記映画『エド・ウッド』
ウォルコットさんは、“最低映画”として名高く、一部でカルト的な人気を誇るエドワード・D・ウッド・Jr監督(通称エド・ウッド)の『プラン9・フロム・アウタースペース』に主演。また、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の伝記映画『エド・ウッド』でカメオ出演もしている。
そのほかの出演作は、バイオレンスアクション『ブラック・エース』や社会派ドラマ『ノーマ・レイ』など。俳優兼監督であるクリント・イーストウッドとも親交が深く、『シノーラ』や『サンダーボルド』では共演、イーストウッド監督・主演作の『アイガー・サンクション』にも出演している。(編集部・石神恵美子)