『ワイルド・スピード SKY MISSION』が4週連続首位!約3年ぶりの快挙
全米ボックスオフィス考
先週末(4月24日~4月26日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、人気カーアクション第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』が興行収入1,782万1,440ドル(約21億3,857万2,800円)で4週連続となる首位に輝いた。4週連続での首位獲得は、2012年3月23日に公開された『ハンガー・ゲーム』以来、約3年ぶりとなる快挙。(数字はBox Office Mojo調べ、1ドル120円計算)
今回の敵はジェイソン・ステイサム!『ワイルド・スピード SKY MISSION』特別映像
ちなみに『ワイルド・スピード SKY MISSION』の世界興収は13億2,108万1,575ドル(約1,585億2,978万9,000円)に達し、『アナと雪の女王』を抜いて世界歴代興収ランキングで5位に。その立役者となっているのが中国で、15日間で『トランスフォーマー/ロストエイジ』(2014)を抜き中国歴代興収1位となる興収3億2,300万ドル(約387億6,000万円)を稼ぎ出している。
3位には、ブレイク・ライヴリーとハリソン・フォードが共演した『ザ・エイジ・オブ・アダリン(原題) / The Age of Adaline』が興収1,320万3,458ドル(約15億8,441万4,960円)で初登場。ある事故によって、若く美しいまま年を取らくなってしまった女性アダリン(ブレイク)の姿を描いたロマンスファンタジーで、『セレステ∞ジェシー』のリー・トランド・クリーガー監督がメガホンを取った。
また、2週にわたって限定公開されヒットを記録し、先週1,255館まで拡大公開された『28日後...』の脚本家アレックス・ガーランドの監督デビュー作『エクス・マキナ(原題) / Ex Machina』が興収534万9,500ドル(約6億4,194万円)で15位から6位に大幅ランクアップ。社長(オスカー・アイザック)が所有する人里離れた豪華な別荘で、人工知能を搭載した女性型ロボット(アリシア・ヴィキャンデル)の実験に参加することになったプログラマー(ドーナル・グリーソン)の姿を追ったSFスリラーだ。オスカーとドーナルは、共にシリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に出演していることでも話題を呼んでいる。
今週末は、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、トーマス・ハーディの小説「狂乱の群れを離れて」をキャリー・マリガン主演で映画化した『ファー・フロム・ザ・マディング・クラウド(原題) / Far from the Madding Crowd』などが公開される。(編集部・市川遥)
4月24日~4月26日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ワイルド・スピード SKY MISSION』
2(2)『ポール・ブラート:モール・コップ2(原題) / Paul Blart: Mall Cop 2』
3(初)『ザ・エイジ・オブ・アダリン(原題) / The Age of Adaline』
4(4)『ホーム(原題) / Home』
5(3)『アンフレンデッド(原題) / Unfriended』
6(15)『エクス・マキナ(原題) / Ex Machina』
7(5)『ザ・ロンゲスト・ライド(原題) / The Longest Ride』
8(6)『ゲット・ハード(原題) / Get Hard』
9(8)『モンキー・キングダム(原題) / Monkey Kingdom』
10(7)『ウーマン・イン・ゴールド(原題) / Woman In Gold』