津川雅彦、75歳で初カンヌ!マリオン・コティヤールらとレッドカーペットに!
第68回カンヌ国際映画祭
現地時間22日、第68回カンヌ国際映画祭で非コンペティション部門に出品されているアニメーション映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』の公式上映が行われ、マリオン・コティヤールをはじめ世界各国のボイスキャストが結集。日本からは津川雅彦、瀬戸朝香、鈴木梨央の3人が堂々とレッドカーペットを歩いた。
本作は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説を1943年に出版されて以来、『カンフー・パンダ』のマーク・オズボーン監督が初めてアニメーション映画化した作品。母親の言いつけを守って勉強に明け暮れる9歳の女の子が、星の王子さまと出会った飛行士の老人と知り合って友情を深めていくさまが描かれる。マリオンは米&仏版でバラ役、津川は飛行士役、瀬戸はお母さん役、鈴木は女の子役を務めている。
75歳にして初めてのカンヌ映画祭参加となった津川は「カンヌ映画祭というか映画祭そのものが初めてなんですよ」と明かすと、「映画の好きな人が本当にたくさん集まっているんだなあ、ってそういう雰囲気があってね。やっぱりとってもうれしいなと思いましたね」と喜びのコメント。仏版で飛行士役を務めたアンドレ・デュソリエからは「(互いのひげを指し)ほら、やっぱりこの役にはひげが必要だ」と声を掛けられたと楽しげに語った。
また、「今度は仕事じゃなく来たいね」としながらも、監督としての参加に言及されると「まだまだ可能性はあると思いますよ!」とノリノリで2度目のカンヌに意欲を見せていた。
瀬戸も「二度とないチャンスだと思って来たので……。もう頑張るしかないですね! ずっとこのお仕事を続けていくと思うので、2度目のカンヌを目指して頑張るという目標ができました」、鈴木も「心臓が出そうになるくらい(笑)、緊張とドキドキした思いでした。女優さんとしてもカンヌに来たいです」とそれぞれに初カンヌに影響を受けた様子だった。(編集部・市川遥)
映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月より全国公開
第68回カンヌ国際映画祭は24日まで開催