『ハリー・ポッター』スピンオフ、2人目のヒロインは魅惑のシンガー!
『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ映画『ファンタスティック・ビースツ・アンド・ホエア・トゥ・ファインド・ゼム(原題)/ Fantastic Beasts and Where to Find Them』で、シンガーソングライターのアリソン・スドルがヒロインのクィニー役に決定したとVarietyが報じた。
アリソンはファイン・フレンジー名義で活躍するソロ・シンガーソングライターであり、過去にはテレビドラマシリーズ「CSI:ニューヨーク4」などに出演したこともあるが、主要キャストとして長編映画へ出演するのは本作が初めて。
本作はイギリスの作家J・K・ローリングの執筆したファンタジー小説を映画化した『ハリー・ポッター』シリーズから約70年前のニューヨークを舞台に、魔法生物学者スキャマンダーによって書かれたホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」に基づいた作品。
同サイトによると、アリソンが務めるクィニーという役は、魔法生物学者スキャマンダーが魔法界の生物を追い求めて訪れるニューヨークで出会う、ティナという名の魔法使いの妹だという。
主人公スキャマンダー役にはすでに『博士と彼女のセオリー』で第87回アカデミー賞主演男優賞に輝いたエディ・レッドメインが確定しているほか、ティナ役に『インヒアレント・ヴァイス』のキャサリン・ウォーターストンが決定、『ウォールフラワー』のエズラ・ミラーが同じく魔法使いのクレダン役に打診されていると報じられていた。
そして、スキャマンダーのライバルであるジェイコブ役に『アナと雪の女王』でオラフの声を務めたジョシュ・ギャッドと『プロミスト・ランド』のジョン・クラシンスキーが打診されており、二人はすでに製作陣と面会を済ませているようで、近々決定が下されるのではないかとみられている。
本作で原作者ローリングが脚本家デビューを果たし、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』までシリーズの後半4作を手掛けたデヴィッド・イェーツがメガホンを取る。日本公開は2016年を予定している。(編集部・石神恵美子)